目次
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中世編
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第五章 戦国時代
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第七節 宗教と文化
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生活
男子の衣服
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【肩衣袴】男子の衣服は、直垂(ひたたれ)が中心であった。さらに袴にも大きな紋をつけた直垂の「大紋(だいもん)」と直垂より粗末な素襖(すおう)ができ、庶民も礼服に素襖をつけるようになった。直垂系の衣服から、肩衣がはじまる。応仁の乱からのち小袴をつける肩衣袴(かたぎぬはかま)の服装が武士のあいだにひろまる。