年 代 江戸時代
形 状 花崗岩 高さ七七cm ヨコ三〇cm タテ一六cm
数量は6体で完備
概 要 婚礼の日に近所の若者が、嫁が末永く婚家に落ち着くようにとの意味で、重い地蔵さん等を持ち込む風習は全国的にみられる。
その家では振る舞い酒を出し労をねぎらい、戻すべき場所を教えてもらう。
接待の対応が悪いと戻すべき場所を教えないで帰るので、家人は戻すべき場所が分からないので適当に山中に持っていくことがあったようである。
この地蔵は山中に放置されていたもので、戻すべき場所も分かったが、すでに代わりの六地蔵があり、居場所がなくなったので、この場所に置かれているという。
[塔岡六地蔵石仏]