年 代 室町時代
敷 地 一二〇㎡
概 要 国道二号線沿いに一辺約54mのほぼ正方形をした中世の屋敷跡がある。周囲を土塁で囲んでいる。その外側に堀をめぐらし、館城跡の面影を残している屋敷がある通称荒谷土居屋敷である。館城跡の東方約200mの長閑な田園風景が広がる丘陵上にあり7基の宝筐印塔が整然とならぶ。
この墓地から大内氏が中国よりの渡来銭を鋳写した「洪武通宝」が出土している。
荒谷氏は竹原・小早川氏の有力家臣であり、応仁年中(1467~1469)にこの地に進出したと考えられている。
全景
荒谷氏宝篋印塔