1 層塔 そうとう

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 形態 木造建築の層塔即ち五重塔等の構造を簡略化して造形するのが一般的である。層数は三、五、七、九、十三重塔がある。十一重塔はない。
 造立の目的 供養塔や墓塔が主であり、伽藍を構成することはない。
 起源 古く白鳳時代にさかのぼる。
  最古の紀年銘 竜福寺層塔 奈良県 天平勝宝三年(751)