9 標柱 しめばしら

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 形態 石柱を2本建てて、しめ縄を張る。柱には宣揚文などを刻む。
 名称 注連柱、七五三柱とも記す。
 造立の目的 神社の神域を示す。
 起源 標柱の研究者篠原起昌氏によると標柱の初めは広島県尾道市土堂町の住吉神社とする。海上交通の祈願のため玉垣を寄進した際に神社入り口の柱だけを高く作りしめ縄を張った。これが起源という。
  最古の紀年銘 住吉神社 広島県 文政三年(1820)