<安芸津町にのこる歴史があるもの>

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榊山八幡神社(さかきやまはちまんじんじゃ)

 安芸津の海が見わたせる,小高いおかに榊山八幡神社があります。この神社の境内には,広島の酒づくりのもとをつくった三浦仙三郎(みうらせんさぶろう)さんの銅像があります。また,近くには,お酒の神様がまつってある松尾(まつお)神社があり,酒づくりととても関係の深い神社です。
 
三浦仙三郎さんの銅像

酒蔵(さかぐら)
安芸津の酒蔵

 安芸津も西条と同じように古くからお酒がつくられていて,“酒どころ”として知られています。今も2けんの酒蔵があり,おいしいお酒をつくっています。
 
豆ちしき 【消えゆく島(ホボロ島)】
 安芸津の海にうかんでいる「ホボロ島」。この島は数十年で目に見えて小さくなりました。前はひょうたんの形をして,20m以上あった島も,今では,満潮時に2、3の岩が顔を出す程度となっています。その原因は,ナナツバコツブムシという,大きさ1cmくらいの虫です。1000万びきくらいいると思われているこの虫が岩にいくつものあなをあけてすみついているのです。このままだと,あと100年もすれば,島は海の下に消えてしまうと言われています。

 昭和30年頃の様子

 現在の様子