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解題・説明
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この資料は平成9年3月24日に鈴木泰平より寄贈されたもの。
「辛丑遊清詩紀」は、「羯南詩集」の第五集を構成する、羯南を代表する漢詩7首である。辛丑は明治三十四年に当たる。羯南は近衞篤麿に従って七月から八月にかけて清韓を遊歴した。詩紀は詩による記録。北清事変の翌年の訪問であった。
A-24「辛丑北清雑咏稿」他（原稿用紙全3枚、平成9年3月24日鈴木泰平寄贈）の「辛丑北清雑咏稿」（原稿用紙1枚）は「辛丑遊清詩紀」から「太液池」を除いた6首で、序を略したもの。両者に詩句の異同がある。（舘田勝弘）
【参考文献】
舘田勝弘「北京に羯南を訪ねる―漢詩「辛丑遊清詩紀」を読む―」（『陸羯南会誌』第3号、平成25年2月）
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