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目録ID mp000053-200010
文書名 弘前町惣屋鋪改大帳(宝暦六年)
文書名(カナ) ヒロサキ マチ ソウヤシキ アラタメ オオチョウ ホウレキ ロクネン
文書名(ローマ字) Hirosaki machi soyashiki aratame ocho horeki rokunen
別名 屋敷帳
別名(カナ) ヤシキ チョウ
別名(ローマ字) Yashiki cho
文書名(欧文)
文書名に関する注記 宝暦6年 12巻目1巻
差出・作成者
差出・作成者(カナ)
差出・作成者(ローマ字)
宛所
宛所(カナ)
宛所(ローマ字)
書写者
書写者(カナ)
書写者(ローマ字)
作成年 宝暦6年(1756)
作成年終
数量 13冊(50丁)
形状
寸法
寸法(縦) 28.5cm
寸法(横) 21.5cm
材質
形態に関する注記
保存状況
縮尺
その他の注記
言語 日本語
ISBN
ISSN
主題
主題(カナ)
主題(ローマ字)
関連する地域・場所
関連する地域・場所(カナ)
関連する地域・場所(ローマ字)
関連する人物・団体
関連する人物・団体(カナ)
関連する人物・団体(ローマ字)
内容年 宝暦6年
内容年終
内容
内容(カナ)
内容(ローマ字)
解題・説明 本史料は、弘前図書館蔵津軽古図書保存会(つがることしょほぞんかい)文庫に含まれる史料で、全13冊。弘前城下の町方における屋敷台帳で、屋敷地の所持者を一筆毎に記し、屋敷地を東西南北に分けて表・裏・裏行(奥行のこと)の各間数を書上げたものである。各冊の表紙には宝暦6年(1756)3月と作成時期が明示されている。13冊のなかには、目録である「宝暦六年弘前町惣屋鋪改大帳目録」が含まれる。
 各冊の表紙には右の年記のほかに必ず「○○町支配町屋鋪改大帳」とある。「○○町」の箇所には、古くからの有力な町で支配する町を抱えている町名が付されてあり、該当する簿冊中には、支配下の町も含めて台帳への記載がなされている。それぞれの簿冊の内容は以下の通りである。
表紙に記された町名 支配下として簿冊中に記載される町
第一冊 本町(ほんちょう) 本町・新寺町
第二冊 親方町 大工町・元長町(もとながまち)・親方町
第三冊 鍛冶町 鍛冶町・桶屋町・銅屋町(どうやまち)・川端町
第四冊 土手町 土手町・松森町
第五冊 富田町(とみたまち) 富田町・品川町
第六冊 楮町(こうじまち) 元楮町・新楮町・紙漉町
第七冊 東長町 東長町・一番町・鉄炮町・鞘師町・元鞘師町・寺小路
第八冊 和徳町 和徳町・萱町・南横町・北横町
第九冊 茂森町(しげもりまち) 茂森町・塩分町(しわくまち)・横鍛冶町・茂森新町
第十冊 新町(あらまち) 新町・駒越町・平岡町・西大工町・誓願寺前・袋町
第十一冊 紺屋町 紺屋町・御蔵町
第十二冊 亀甲町(かめのこうまち) 亀甲町・田茂木町(たもぎまち)・田町・馬喰町・座頭町

 この屋敷台帳が作成された経緯については、「津軽旧記」十(東京大学史料編纂所蔵)、宝暦4年(1754)是歳条に「斉藤長門旧記」という史料を典拠として、「是歳、弘前城下士民の惣屋敷間数御改、絵図出来申候、是を後世迄宝暦の御元絵図と唱へ申候」という記載があることが手がかりになる。先行研究によれば、宝暦4年3月に、享保19年(1734)8月に命じられ、中途で途絶えていた「御家中惣屋敷間数」の改めと、「御家中屋鋪図」の仕立てが再開されている(「弘前藩庁日記〈国日記〉」、宝暦4年3月2日条)。また、同じ月に藩が、屋敷改めを通じて屋敷地の面積・境界や道路幅を確定させ、屋敷地の預地・拝領地の区別を吟味するという方針を示しており(「御用格」作事方、宝暦4年8月25日条)、武家地においても「宝暦五年御家中屋鋪改大帳」(別稿参照)が作成されている点からも、この屋敷改の実施は、家中屋敷のみならず、城下全体にわたって屋敷地・道路などを、藩が改めて把握するために行われた作業であることがうかがえる。
 なお、本史料は、長谷川成一編『津軽近世史料 2 弘前城下史料 下』(北方新社、1986年)において翻刻されている。(千葉一大)
【参考文献】
長谷川成一「宝暦期弘前城下の武家・町方屋敷改めについて―史料解題をかねて―」(同編『津軽近世史料 2 弘前城下史料 下』北方新社、1986年)
解題・説明(英語)
来歴
来歴(英語)
所蔵機関 弘前図書館
原資料の所在地 弘前図書館
資料番号 通史2-147
管理記号 乙2-378~390
カテゴリ区分 文書・記録
資料種別 古文書
資料分類(大分類) 津軽古図書保存会文書
資料分類(中分類)
資料分類(小分類)
文化財情報
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参照データ
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自治体史掲載 宝暦6年弘前町惣屋鋪改大帳(『新編弘前市史』通史編2(近世1) 第4章第一節)
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