目録ID
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mp000088-200010
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文書名
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弘前藩庁日記(国日記)
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文書名(カナ)
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ヒロサキ ハンチョウ ニッキ クニ ニッキ
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文書名(ローマ字)
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Hirosaki hancho nikki kuni nikki
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別名
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弘化3年6月28日条
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別名(カナ)
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コウカ サンネン ロクガツ ニジュハチニチ ジョウ
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別名(ローマ字)
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Kouka sannen rokugatsu nijuhachinichi jo
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文書名(欧文)
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文書名に関する注記
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差出・作成者
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御日記方編
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差出・作成者(カナ)
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オニッキ カタ
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差出・作成者(ローマ字)
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Onikki kata
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宛所
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宛所(カナ)
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宛所(ローマ字)
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書写者
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書写者(カナ)
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書写者(ローマ字)
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作成年
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弘化3年(1846)6月
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作成年終
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数量
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1冊
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形状
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寸法
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寸法(縦)
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30cm
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寸法(横)
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22.5cm
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材質
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形態に関する注記
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保存状況
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縮尺
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その他の注記
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写
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言語
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日本語
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ISBN
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ISSN
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主題
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主題(カナ)
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主題(ローマ字)
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関連する地域・場所
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関連する地域・場所(カナ)
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関連する地域・場所(ローマ字)
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関連する人物・団体
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関連する人物・団体(カナ)
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関連する人物・団体(ローマ字)
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内容年
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1848
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内容年終
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内容
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内容(カナ)
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内容(ローマ字)
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解題・説明
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江戸時代においては、身分秩序の維持、社会秩序の安定のために、分相応の生活強制や分限を越えた奢侈を禁止する法令が出されている。対象は百姓町人に限らず武士や奉公人にまで及んでいた。その多くは倹約令の範疇に入るものとして捉えられるが、これが度々出されるのは、貨幣経済、商品生産の展開による経済発展を背景とした生活の向上があったためであり、実効性が薄かったためである。 この倹約令はまた、しばしば風俗取締令と絡めてより厳重なものとなる場合があった。民衆の信仰にともなう祭礼行事や民間の年中行事等もその対象となった。いずれもその宗教的色彩が薄れ次第に娯楽化の傾向を帯びてきたからである。経済発展による必然的な傾向であり、当然、繰り返し規制されていく。 本史料では、「ねぷた」「盆踊」「夜宮(宵宮)」の各場面において「壮年之婦人」の行動が規制対象となっている。結婚後の心身共に成熟した女性の「猥ケ間敷」行為や無提灯での往来はもちろん、夜分の参詣、盆踊りに出かけることを制止している。脇差しを帯びての盆踊り参加についてもその心得違いが指摘されているが、盆踊り参加者による騒動対策の一環である。 同様の規制が度々出されていたことは、本史料掲載の弘化3年6月の「国日記」1冊の中だけでも、24日条に家中壮年の子弟並びに召し使いに対するねぷたの際の喧嘩口論と他町往来の禁止、また30日条には岩木山登山(お山参詣)の際の華美な衣類や大振りな幣束、無用の出費、人家に入り込んでの踊りなどを禁止している記事が見られることで十分知る事ができる。 倹約や風俗取り締まりが見込まれそうな祭礼行事などが行われる時期になると、身分制を維持し社会秩序を安定させるために、例年このような触れが出されたのである。(瀧本壽史)
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解題・説明(英語)
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来歴
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来歴(英語)
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所蔵機関
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弘前図書館
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原資料の所在地
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弘前図書館
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資料番号
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通史3-022
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管理記号
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TK215-1-3069
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カテゴリ区分
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文書・記録
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資料種別
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古文書
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資料分類(大分類)
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津軽家文書
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資料分類(中分類)
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弘前藩庁日記
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資料分類(小分類)
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文化財情報
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manifest.jsonへのURL
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参照データ
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関連ページURL
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関連画像URL
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自治体史掲載
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盆踊りの規制に関する国日記記事(『新編弘前市史』通史編3(近世2) 第5章第三節)
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出版物・関連資料
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翻訳元の言語
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権利関係・利用条件
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原資料の利用条件
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権利関係・利用条件に関する注記
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緯度・経度・高度に関する注記
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DOI
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既刊目録名
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デジタル化の経緯に関する注記
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