一度軍隊に入って大尉となった後、牧師を目指してインディアナ州のインディアナ・アズベリー大学(現在のデポー,Davidson(一八四八－一九〇三) 　イングの後任となったのは、インディアナ・アズベリー大学の後輩,一八七〇年から一八七六年までインディアナ・アズベリー大学で学ぶ一方、グリーンキャッスル近郊で牧師を勤めた,Kerr(一八五〇－一九二一) 　デービッドソンの後任は、やはりインディアナ・アズベリー大学卒業生の,その着任の背景には、一八七七年にインディアナ・アズベリー大学に留学した珍田捨巳や佐藤愛麿等の尽力があった

特にイングによって実現した津軽地方初の海外留学は、受け入れ先であったイングの母校インディアナ・アズベリー,大学当局との事前の綿密な打ち合わせに基づいており、留学生たちは働きながら学ぶことができた。