岳層の上位には、常盤野層にあたる黄褐色細粒軽石層(「カレーパーミス」と呼称)が堆積している。,また平野寄りの火砕流台地では火砕流堆積物の上に載り、百沢面ではカレーパーミス直下および直上に土石流によって,このカレーパーミスは岳層下部のビーフカレーほど堅固でなく軽石粒も細かいが、地表直下に堆積し鍵層となるので,弘前市石川城跡では、カレーパーミス直下に堆積する軽石質砂層中の流木を年代測定したところ、約一万二六〇〇,二四百万年前(佐々木ほか、一九九六)があり、また鳥海山周辺には軽石層(写真27)はあるものの、外輪山にはカレーパーミス