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通史編3(近世2) （一一代順承の治世）

さて、一一代順承(ゆきつぐ)の時期は、ペリー来航に代表されるように対外交渉が深刻な問題となったり、安政二年,嘉永六年(一八五三)のペリー来航時の動向については第四章第五節に詳しいが、日本の歴史を大転換させたこの,ペリー来航の際、弘前藩では江戸市中に小規模な警備人数を出した程度で済んだが、蝦夷地警備の負担は増加する

通史編2(近世1) （金木屋日記にみる対外危機）

また、翌二十三日条では、家中の者は皆ペリー来航の話でもちきりで、浦賀には七～八年前にも異国船が来航しており,こうなると、ペリー来航の際、江戸表の武士たちがあわてふためいて武器・甲胄を買い求めて、庶民の失笑を買ったという

通史編2(近世1) （幕末期の藩財政）

幕末期の藩財政嘉永七年(一八五四)四月、津軽弘前藩の勘定奉行はペリー来航に伴う国情から異国への防備

通史編2(近世1) （津軽人のみた開港場箱館）

松前入港時における役人の高慢な取り調べ、ペリー来航時の松前藩家老や箱館奉行のとった態度について厳しい批判

資料編3(近世編2) （【解説】）

同日記にもペリー来航記事とともにロシア船の来航記事が共に詳細に記録されており、庶民の世界に国家的危機がどのように