まえだしょううん）（明治一二－大正一三　一八七九－一九二四）、大正四年に日本画の蔦谷龍岬、大正五年に三国花影,（慶一）（明治三二－昭和五五　一八九九－一九八〇）というように弘前出身の彫刻家、画家の入選が続くことになる

美術界の活性化及び後進の育成を強く望んでいた照雲は、大正五年（一九一六）には在京していた若手彫刻家の三国慶一,前田照雲、工藤翠雲、中野洋雲、江部鴨村（文学者）、木谷末太郎、小林喜代吉、西館栄子、石戸谷津南、鹿内芳洲、三国花影,この北溟会の動きと前後するように、六花会の会員の中で若手の作家であった純三、慶一、石戸谷（浜名）剛、早坂三吉郎