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通史編1(古代・中世) （藤崎城と中世都市）

藤崎城と中世都市 戦国期の城下町ということでみるならば、藤崎町の城下町も津軽地域における特異な手法によって,作られた中世都市であるということができる。,戦国期の藤崎城と中世都市とはどのようなものであったかを具体的に復元する資料として、天和四年(一六八四),そのようなことから極めて宗教的な要素が強い中世都市であったことも浮かび上がってくる(写真208)。,それはこのような藤崎城や藤崎の中世都市を、誰がどのような目的で作ったかということである。 / 藤崎城と中世都市

資料編1(古代・中世編) （五　大浦城と「城下」の構造）

都市特有のものであり、その発生は中世にさかのぼることが、近年の都市研究によって明らかにされている(前川要「中世都市遺跡調査,一般に中世都市では、都市の中心を通る中軸街路に沿って、両側に家並みが細長く連なるという、いわゆる「両側町,こうした意味で、大浦「城下町」は、まさしく中世都市の段階にとどまっており、津軽氏が近世大名に飛躍しようとすれば

通史編1(古代・中世) （戦国時代の都市(城下町)発生）

当市域の中世都市の発生をみると、やはり領主(大浦氏)の政策的な考えの中で意図的に城下町(都市)が作られていったということができる

資料編1(古代・中世編) （五　堀越城下(都市としての堀越)の構造）

これまでの中世都市研究によって、戦国時代の城下町においては、一般に、①城郭、②「町曲輪」「町構」「外構,の寺社や商工業者を集住させるには規模が小さいことの三点で、後の弘前城下町とは明らかに異質であり、未だ中世都市

通史編2(近世1) （中世の北国海運）

中核港湾都市というべき物資集散の拠点であった(宇野隆夫「日本海に見る中世の生産と流通」国立歴史民俗博物館編『中世都市十三湊