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弘前市立弘前図書館/おくゆかしき津軽の古典籍

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通史編5(近・現代2) (今官一の文学の魅力)

今官一の文学の魅力 弘前市出身の直木賞作家今官一(明治四二-昭和六一 一九〇九-一九八六)の、知的で,今官一の作品数は、必ずしも多くはない。全集ももたなかった。  ,『今官一作品』上・下(昭和五十五年 津軽書房刊)である。,編集した小山内時雄がその「後記」で今官一の文学を、次のように分析している。,いま、今官一の文学を概観したいのだが、むろん、この作品集を避けて通ることはできない。 / 今官一の文学の魅力
通史編5(近・現代2) (直木賞を受賞す)

直木賞を受賞す 同人誌に発表し続けていた今官一の作品が、やがてその評価を高めていく。,続き物で今官一の「海鷗の章」に現代の新しい浪曼主義の相当高い匂ひと美しさを見ました。  ,今官一文学の核心を衝(つ)いた評言である。,このとき、茫然自失の今官一を励ましたのは、文壇の大御所の宇野浩二であった。  ,今官一の文学は、むしろ芥川賞にふさわしいと言えるかもしれない(同前No.六七四)。  
通史編5(近・現代2) (不当な評価を是正したい)

不当な評価を是正したい 今官一の〈作品集〉に所収の「手前味噌で韲(あ)えた大塚甲山論」で述べている次,の一節は、今官一文学を理解するうえで、まことに重要であると考える。,今官一のこの真摯な態度が終始一貫していることは、官一を間近で見てきた、例えば元東奥日報社文化部長の工藤英寿,や、官一が主宰した同人誌「現代人」に参加し、平成十五年四月に『直木賞作家 今官一先生と私』を上梓した安田保民,『今官一作品』によって読むことができるが、官一の甲山への哀悼の念が胸を撃(う)つ。  
通史編5(近・現代2) (故郷へ帰る)

今官一は、四肢だけではなく、言葉も失ってしまった。それは作家生命を断たれることをも意味する。,今官一を往診・健康管理した主治医の小野淳信は回想している。,(特別展「今官一展」平成十五年七月 青森県近代文学館刊)  言葉を得た官一は、早速作家活動を再開する,今官一の文学は知的で詩情にあふれていて、そして私生活においても一貫した美学を追い求めた。,長部日出雄は「今官一のダンディズムの底に秘められていたのは」「無限の憧憬であり、不屈の意志であり、稜稜
通史編5(近・現代2) (同人誌時代-太宰治とともに)

その時期の作品はさきに触れた『今官一作品』に「習作」として所収されている。  ,知的で詩情あふれる今官一の文体が優れているからである。  ,今官一にとって、福士幸次郎を〈人生の師〉とすれば、新感覚派の旗頭・横光利一は〈文学の師〉、そして太宰治,その善蔵の文学碑が建立されたのは、今官一が『壁の花』で第三五回直木賞受賞(資料近・現代2No.六六五・,写真257 今官一
通史編5(近・現代2) (人生の師・福士幸次郎と出会う)

今官一は、作家になることを、ほんの子供の頃に選んだ。  ,(特別展「今官一展」平成十五年七月 青森県近代文学館刊)  入学の面接のときに〈文学者になる〉決意を,驚くのは、この三枚強の小説に、後年の今官一の独自の文体、そしてロマン性に富む作風の予兆をみることができることである
通史編5(近・現代2) (後藤健次の手紙)

七月には北方詩風社詩話会を開き、一戸玲太郎、桜庭芳露をはじめ、今官一ら「わらはど」のグループや、郷土音楽研究家
通史編5(近・現代2) ((三)北の文学連峰の現在)

今官一主宰の「現代人」に発表した「軍鶏村」が直木賞候補に、また四十二年には「生柿吾三郎の税金闘争」が再,をはじめ、長部日出雄の直木賞受賞作品『津軽世去れ節』(昭和四十八年)や葛西善蔵全集、福士幸次郎著作集、今官一作品
通史編5(近・現代2) (郷土文学館)

活躍した郷土出身の著名作家九人(陸羯南、佐藤紅緑、葛西善蔵、福士幸次郎、一戸謙三、高木恭造、平田小六、今官一
通史編5(近・現代2) (三 津軽の文学の新たな展開(昭和の文学))

今官一は福士幸次郎の薫陶を受けた一人だが、「わらはど」で文学に開眼、昭和五年には井上靖らと「文学ABC
通史編5(近・現代2) ((一)北の文学連峰)

福士幸次郎を師と仰いだのが、今官一(こんかんいち)である。今官一と太宰治は同年生まれの文学の友人。
通史編5(近・現代2) (新生東奥義塾の躍進)

文化的にも、新制第一回卒業生である作家今官一が昭和三十一年に第三一回直木賞を受賞するという快挙が報じられた
通史編5(近・現代2) (津軽の精神風土を追究)

佐藤紅緑、秋田雨雀、福士幸次郎、葛西善蔵、今官一も、またしかりである。  
通史編5(近・現代2) ((二)福士幸次郎の影響)

十四年、東奥義塾の講師に招かれ、今官一らの同人誌「わらはど」(同前No.七四二)を指導していることも重要
通史編4(近・現代1) (東奥義塾の再興なる)

教育界では今井富士雄、羽賀与七郎、塾長を務めた新谷武四郎、医師の鳴海修、直木賞作家の今官一、「津軽の旋律
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