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通史編4(近・現代1) （最初の県会）

最初の県会 名望人の文字は、青森県政の場合、明治八年(一八七五)十二月に「青森県会規則」を制定した際,、その第一条に、県会は現在の正副区長、戸長、学区取締及び名望人を召集して議事を為すとあり、塩谷良翰参事,平素部民ノ信頼ヲ受ケ新シク実地ノ情状ヲ知ル」者、つまり地域において下情に通じ、人望があり、識見に富む人物を名望人,二月十日に公選された名望人県会議員は各大区から一人だが、現在の弘前地域(第三大区)で一番札は山田登、二番札,他の大区の公選名望人は一番札か二番札かのうちどちらかが出席していた。