らぎ、内部の石郷岡文吉と小山勝次郎の対立、そして憲政本党の分裂と青森県支部の解散、新たに結成された立憲国民党県支部,本県衆議院議員は、明治四十三年の政治分野では、六人の代議士のうち、国民党は石郷岡文吉、小山内鉄弥、市田兵七,、竹内清明の四人、政友会は大坂金助、阿部政太郎の二人で、県会はじめ各政治分野で国民党の力は絶対だった。,しかし、四十三年三月十三日、憲政本党を主体に結党した国民党の議員は九二人、これに対して政友会は、明治三十七年一三九人,で国民党各郡市代表委員会を開いて、各代議士出席のもと満場一致、国民党脱党、政友会入会を決議した。

政友会からは尾崎行雄・岡崎邦輔など三〇人、国民党からは犬養毅ほか数人、そのほか無所属議員や新聞記者を合,五月七日には、国民党の犬養毅一行と政友会の山本権兵衛内閣との妥協に反対して脱党し、政友倶楽部を組織した

このとき、桂は国民党や中央倶楽部、政友会の一角を切り崩し、元猶興会の河野広中、島田三郎を集めて新党(立憲同志会,菊池は尾崎行雄らと政友倶楽部を結成し、運動を進めたが、倶楽部は十二月、中正会となり、立憲同志会、国民党

決議は一方的な現職代議士下ろしとみられ、県政を国政の主流に変えようと考えていた竹内清明や加藤宇兵衛ら国民党南郡分所