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弘前市立弘前図書館/おくゆかしき津軽の古典籍
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通史編1(古代・中世)
(「津軽」の地の独自性)
写真25『古本風土記逸文』津軽蝦夷の記事 昔この地に、八人の「
土知朱
(つちぐも)」がいた。,
土知朱
は「津軽蝦夷」とはかって、狩猟用の剛弓(猪鹿弓)・剛矢(猪鹿矢)で攻めて官軍を悩ませたので、官軍,日本武尊は槻弓(つきゆみ)・槻矢(つきや)をとって放ち、七発で「蝦夷之徒」を追い払い、八発で八人の「
土知朱
,」を射抜いたところ、
土知朱
を倒した矢はすべて芽を出して槻の木となったので、この地を八槻郷という。 ,ここでは陸奥国内の人を「
土知朱
(
蜘蛛
)」と呼び、津軽の人についてはそう呼ばないで蝦夷として別扱いして書
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