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弘前市立弘前図書館/おくゆかしき津軽の古典籍

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通史編1(自然・原始) (石油を生み出した地層)

石油を生み出した地層 この深い海にたまった非常に厚い泥の堆積物中には、たくさんのプランクトンの死骸が,、最後には油や水を透さない地層に遮られた、すきまの多い地層や岩石の亀裂に濃集した。,一般にこの時代の地層は、非常に厚く、他の地層には少ない暗灰色の泥岩からなり、その表面は風化を受けて白くなっている,弘前市の南方、大和沢付近から久渡寺山のふもとに分布するこの時代の地層には、火山灰が降り積もってできた地層,りんご園の中の道路の切り割りや崖の白っぽい地層がそれである。 / 石油を生み出した地層
通史編1(自然・原始) (弘前でみられる最古の地層)

弘前でみられる最古の地層 弘前市内で最も奥まったところである大和沢川の上流部は、久渡寺山や毛無山(けなしやま,かつては、そのような地層は、いつごろにできたのか確実な年代はわからないものの、中生代に堆積した地層と考,そしてこのような地層群は正常に積み重なった地層が何々層と呼ばれるのに対し、何々コンプレックスと呼ばれる,今後これらの地層は、弘前南部コンプレックスとか西股山コンプレックスなどと命名されることになろう。,では実際に海洋プレートで運ばれてきた地層、つまり弘前地域の最南部にみられる付加体の地層がどのようなものか / 弘前でみられる最古の地層
通史編1(自然・原始) (地層に記録された過去の出来事)

地層に記録された過去の出来事 弘前市内にある高い建物から、遠くの景色を眺めてみよう。,そこに分布する地層には,1億年以上も前からの大地の生い立ちが記録されている。  ,表11 弘前市域に分布する山地と丘陵を構成している地層名と,それらが形成された地質時代。,地層名は研究者によって呼び方が異なることが多い。,地層を構成する堆積物や地層の広がりは、年代が古いほど市町村や県境などの行政境界の輪郭とは無関係に、広く / 地層に記録された過去の出来事
通史編1(自然・原始) (深海に堆積してできた地層)

深海に堆積してできた地層 この時代は、前の時代よりさらに海に広く覆われていた。,その当時の地層を詳しくみてみよう。  ,松木平層を構成する地層は、南に向かって傾斜している(写真57)。,凝灰質シルト岩に混じって、より硬い地層が挟まれているのをみつけることもできる。,写真57 上部中新統松木平層の地層。成層した泥岩からなり,凝灰岩を挟む左側に傾斜している。 / 深海に堆積してできた地層
通史編1(自然・原始) (付加体堆積物の形成とメランジ)

はぎ取られた深海・遠洋堆積物が次々と陸側に付け加わる作用を付加テクトニクスといい、そうしてできた一連の地層群,、圧縮、脱水、衝上断層など)の影響を受けるために、海洋プレート上ではもともと水平な広がりをもっていた地層,地層となる。,また泥岩や凝灰岩のような柔らかい地層は圧縮により引き延ばされ、堅い地層のちぎれたすきまに押し込められる,の堆積物が層状に重なり合っており、下位にある地層ほど古い時代に堆積したという認識に合わない、特異な地層
資料編1(考古編) (第2節 地質系統一覧)

津軽平野の地質に関して、これまでに出版されている5万分の1地質図幅や公表論文、報告書に用いられている地層名,各地層名やその定義については研究者間で異なるが、最近の研究成果を中心に紹介し、合わせて従来の定義や命名,地層名の右肩に※印をつけた地層名は、特に弘前地域に分布するものである。,各地層の分布に関しては主に弘前地域内での分布地を挙げ、弘前地域外に分布するものについては、模式地や重要
通史編1(自然・原始) (水文地質学)

水文地質学 水文地質学というのは、地下水を溜める器の性状、地下水を含む地層や岩石の層相変化や連続性、,帯水層とは、地下水により飽和された透水層であり、大局的にみると特定の岩相からなる地層と一対に対応する場合,津軽平野南部地域の場合も、帯水層と地層区分が一致する傾向にあることが水源ボーリング資料から確認でき、「,帯水層と地層を同義とする」検討、つまり帯水層を鍵にした地層区分が可能である。  ,一方、津軽地域における多くの温泉貯蔵形態は、古くは石油鉱床に伴う石油かん水的性質を示す、地層に閉じこめられた
通史編1(自然・原始) (海辺に堆積した火砕流)

この露頭をつくっている地層の様子を柱状図として表したのが図50である。,柱状図には、地層の重なり順序とともに、地層を構成する堆積物の様々な特徴が表現されている。,それぞれの地層の示す特徴を下位から上位の地層に向かって順次読み解くことによって、時間の経過とともに、地層,ここでは堆積相解析を用いて、唐竹付近に堆積した一五〇万年前の地層を形成した環境と、どのような堆積作用が,ここでは地層の積み重なりの順序から、火砕流が流出した時の噴火を次のように復元できる。
通史編1(自然・原始) (山の上にみられる大昔に川が流れていた跡)

その丘陵には、園地を造成する時にできた崖(写真43や写真57)があちらこちらにみられ、丘陵を構成する地層,地層の積み重なりに従って、地層をつくっている堆積物の性質や含まれている化石を調べると、地層の堆積した所,写真43 りんご畑の中にある,地層観察に重要な露頭。栩内川層(大和沢層)や松木平層からなる。,地層(栩内川層)からなっている。,(注) 「先第三系」の「系」は、ある特定の地質時代に堆積した地層という意味。
通史編1(自然・原始) (透水性)

透水性 温泉を貯蔵する地層の透水性は、弘前市街地でk=1.0×10-5cm/sec(青森県,丘陵・山地に分布する地層との関連では、弘前市街地で新第三紀中新世の大和沢層・松木平層相当層に、田舎館村,、田舎館村付近で一〇〇〇メートル、平賀町付近で七〇〇メートル~一〇〇〇メートル以浅に新第三紀中新世の地層
通史編1(自然・原始) (大規模な海底地滑りの痕跡)

間に挟まれていた礫岩の層や火山灰からなる凝灰岩の地層も破断し、破かれた。,破壊されてできた地層のかけらを取り込みながら注入した。,写真49 東目屋層の変形した地層のクローズアップ。,もともと成層していた泥岩質の地層が折れ曲がり,寸断されている。  ,この海に堆積した地層は大釈迦層と呼ばれている。
通史編1(自然・原始) (海底火山の崩壊)

このような火山の成長過程でしばしば起こる海底火山の崩壊の様子は、この時期の地層が分布する各地でよくみられる,日本海が開裂する時の火山活動を記録した地層の中で最も古いものは、弘前市域では大和沢(おおわさわ)川上流部,の最上流部にあたる秋田県との県境付近に、藤倉川(ふじくらがわ)層と呼ばれている地層として、ごく狭く分布,には、藤倉川層の他に大戸瀬(おおどせ)層や黒石沢(くろいしざわ)層などと命名された、同じような性質の地層,これらの地層は、溶岩の部分は硬くて風化しにくいものの、凝灰岩質の部分は風化や浸食に弱く、崩れやすい崖や
通史編1(自然・原始) (太平洋プレート以前のこと)

海洋プレートが移動している間に、深海底に降り積もってできた地層からは、当時の海に生息していた放散虫やココリス,しかし弘前市付近に分布する付加体の地層からは、これまでに発見されたという報告はない。,北上山地の北部や北海道南部の地層はすでに、付加体として形成されたことを裏づけるような変形した地層の特徴,この第三紀以降の新しい時代の地層を取り除いてみると、その下には、付加作用でできたメランジと呼ばれる地層,や放散虫を含むチャートなどの付加体堆積物からなる地層が全国的に分布していることがわかった。
通史編1(自然・原始) (中新世という時代)

古第三紀の地層の分布域は我が国では非常に限られていて、弘前に最も近い所では、岩手県北部の野田村から久慈市,新第三紀以降の地層は青森県内の各所でみることができ、それ以前の地質時代の地層に比べると時代的に欠損が少,なく、地層中に保存されたさまざまな記録を基に比較的詳しい時代の様子が復元できる。,青森県に限らず日本海に面した地域では、中新世の中頃の地層にはこのような大量の溶岩や凝灰岩、凝灰角礫岩からなる
通史編1(自然・原始) (海洋プレートが運んでくるもの)

したがってこのようにして形成されたチャートや泥岩の地層は、堆積に要した時間は長いものの、それほど厚くはない,しかし、それが陸側へ付加するときに、何度もはぎ取られて繰り返し積み重なるために、最終的には非常に厚い地層,遠く離れた深海底に堆積してできた地層が、どうして座頭石のような陸地の奥まった場所に露出することになったのだろうか,また、どうして変形の激しい、メランジの地層となるのだろう。
通史編1(自然・原始) (座頭石のチャート)

付加体の地層を理解する上で、このような独特な変形をした堆積物の観察は非常に重要なので、他の例もみてみよう,にできた露頭では、黒色泥岩の中にチャートや凝灰岩などの異なった種類からなる岩石が入り組んだ、とても複雑な地層,図の左側では、上下に延びる断層の影響により周辺の泥岩が破砕されて地層はくしゃくしゃになっている。,される時に、高い圧力を受けた状態で引き延ばされ、混じり合わされるために、写真65や図52のような混在した地層,では、チャートのほかに複雑に褶曲したり、無数の断層に切られて大小さまざまな大きさに破壊された緑色岩の地層
通史編1(自然・原始) (水中での噴火)

湖底や海底に堆積した、泥や砂からなる地層を突き破って上昇してくるマグマにも、同じような現象がみられる。,マグマの通路の周りにある泥岩や砂岩の地層は、マグマの高熱で焼かれて非常に硬い岩石(ホルンフェルス)に変,上昇して海底や湖底に近づくと、泥や砂の中に含まれている水と反応したり、マグマが突き上げたためにできた地層
資料編1(考古編) (〈用語の解説…はじめに・第1節〉)

*2 シーケンス層序学…上下を不整合面または同時期に形成された整合面で境された一群の地層を堆積シーケンス,次の低下時期に対応するので、堆積シーケンス内の堆積環境の空間的な広がりが把握されると(堆積相解析)、地層群,*4 年代層序区分…地層区分のうち、形成年代(ふつう化石により決める)に基づいて行なわれた区分。,地層は、その生成環境を反映して特徴的な粒度組成・色・鉱物組成・化石群組成・化学組成を示す。,ある岩相によって特徴づけられる地層は、一般に水平的にまた垂直的にある広がりをもって他の岩相を持つ地層と
通史編1(自然・原始) (三 深部の地質)

深部の地質 深部の地質は、温泉開発が行われている深度三〇〇メートルから四〇〇メートル以深に分布する地層
通史編1(自然・原始) (立構山で観察される火道の断面)

上に向かっていくつかに枝わかれした安山岩は、いずれもへりの所ではガサガサの岩屑が集まった地層となっている,地下から上昇してきた安山岩のマグマが、海底にたまっていた厚い泥岩の地層中に溶岩として貫入してきて海底面,溶岩の一部は割れ目に染み込んできた海水と接触して激しく爆発し、飛び散った溶岩の先端は粉々となり、海底の地層
資料編1(考古編) (27.五所川原砂礫層Ⅶ)(ごしょがわらされきそう))

津軽低地帯下においては低位海水準時の古岩木川の谷底を埋積した地層とされている。
通史編1(自然・原始) (海に流れ込んだ火砕流)

火砕流 この海には、ときおり大規模な噴火活動に伴って発生した火砕流が流れ込み、軽石凝灰岩からなる厚い地層,尾開山凝灰岩は、湯ノ沢カルデラから噴出した火砕流堆積物が堆積してできた地層である。,表12 津軽平野周辺に分布する火砕流堆積物と溶岩の年代 試料の採取位置 岩 相 年代値 地質年代 地層名
資料編1(考古編) (〈用語の解説…第2節〉)

*20 不整合…ある地層が堆積後隆起し、陸上で風化・削剥作用を受け、その浸食面上に新期の地層が堆積したとき,、ついには消失し、別の岩相を持つ同時代の地層が代りに出現する。,断面を取ると地層の末端がくさび状を成す。,地層が接し合う状態をいう。,*51 整合…地層間の関係を表す用語で、不整合の対語。
資料編1(考古編) (30.十三湖層Ⅶ)(じゅうさんこそう))

岩相はシルト及び砂から成る軟質な地層で、下部互層部層(シルトと砂の互層、N値*41=3~8)、中部シルト
資料編1(考古編) (はじめに)

本章では、はじめに地形及び地質を理解する上で最も基本的な弘前地域で使用されてきた各地層、及びそれに関連,次に、地層の年代・温泉の位置及び深度・文献リストなどについて表示した。
資料編1(考古編) (28.尻高沢層Ⅲ)(しりたかざわそう))

新第三系最下部を代表する地層で、先第三系を不整合に覆う。層厚は約100m。  
通史編1(自然・原始) (一 平野の地下地質の評価法)

一 平野の地下地質の評価法 丘陵や山地を構成する地質は、河床や崖に露出する地層から得られる岩相や地質構造,したがって、平野を構成する地質を把握する手法には、①丘陵や山地に分布する地層の走向・傾斜等の地質構造から
資料編1(考古編) (〈用語の解説…第3節〉)

*3 微化石層序学…有孔虫、コノドントなどの微化石を利用して地層を区分・対比する生層位学。,*9 堆積盆…ある期間沈降の傾向が持続し、その間にかなりの厚さの地層が累積する区域。,陸地の沈降あるいは海面の上昇による地層の形成に見られ、海進的被覆ともいう。
通史編1(自然・原始) (水質)

このことは、地下の水質には地層を構成する岩相の違いや地質構造が強く反映されることを示している。
通史編1(自然・原始) (津軽平野を覆っていた海)

そのような底生動物が生活していた巣穴や、這(は)った跡などの痕跡が地層中に残されたものを生痕(せいこん,この海に堆積した泥岩の地層は、弘前市では地面より深い所に存在しているので、直接目にすることはできない。
通史編1(自然・原始) (掘さくの深度)

この配列が温泉を溜める地層の高まりを形成していることが分かる。,温泉が多数存在しており、巨視的にこれらの温泉群が南北に帯状配列することから判断すると、帯水層を形成する地層
資料編1(考古編) (24.黒石沢層※Ⅱ)(くろいしざわそう))

一野渡鉱山の鉱床はこの地層中に胚胎する。層厚は150~450m(藤倉川流域では240m)。  
通史編1(自然・原始) (白亜紀後期の花こう岩)

花こう岩類が地下深部から地殻変動を受けて上昇すると、元々その上位にあった地層や岩石は、その上昇の過程で,その証拠に、現在花こう岩が露出している周辺に分布している中新世に堆積した砂岩や礫岩の地層中には、花こう
通史編1(自然・原始) (津軽平野深部の地質)

⑥ 弘前市南西部の丘陵・山地に分布し、松木平層の部層と考えられている相馬安山岩類に対比される地層は、弘前市街地下
資料編1(考古編) (第1節 地質の概要)

第1節 地質の概要 弘前地域における最も古い地層は、大和沢川上流から西股山にかけて分布するチャートや,しかし、本州弧における新第三紀以降の地層については、最初アジア大陸東部に生じた引張テクトニクス*6の場,から、反対の圧縮テクトニクス*7の支配する応力場へと変化した時期に形成された地層と見なされている。,に見られる新第三系は、構造的枠組みから見ると、当時の背弧海盆(はいこかいぼん)*8の位置に形成された地層群
通史編1(自然・原始) (カルデラ内の堆積物)

この縞にそって薄く地層をはがすと、いろいろな種類の木の葉の化石をみつけることができる。
資料編1(考古編) (第5節 温泉)

例えば、シルト層より礫層が深部より浅部に分布する地層が良好な帯水層と言える。,弘前地域において帯水層となる地層は、新第三紀鮮新統と中新統の上部・下部であり、これらの時代の地層が温泉開発
資料編1(考古編) (第4節 弘前地域内の地質系統の放射年代一覧表)

第4節 弘前地域内の地質系統の放射年代一覧表 弘前地域内の地質系統の放射年代一覧表 地層名 放射年代,140°25′22″ 山口 (1993) 弘前市鬼沢(春日橋下) Gak-16268   地層名
通史編1(自然・原始) (第二節 注記)

(15)岩相…地層の性質のうち、岩石学的な面でとらえた特徴。
通史編1(自然・原始) (第三節 注記)

地層中で肉眼的に観察できる縞状の成層構造。
通史編1(自然・原始) (花巻面)

表5 フィッション・トラック法による年代測定一覧 地層名 放射年代 試料採取地 備   考 八甲田第2
資料編1(考古編) (1.旧石器時代の概観)

石刃技法)→尖頭器→細石刃→ 片刃石斧→有舌尖頭器 また、芹澤長介は、各地で発掘された石器と出土した地層
通史編1(自然・原始) (泉質)

これらの温泉の掘さく深度は四五〇メートルから七〇〇メートルであり、温泉を貯蔵する地層は大和沢層の下部から,砂子瀬(すなこせ)層に相当し、弘前市街地の非炭酸ナトリウム型を示す温泉を貯蔵する地層とは異なる。,する大和沢層や松木平層と、弘前市街地の深部に分布する大和沢層・松木平層相当層が丘陵地で確認されている地層
通史編1(自然・原始) (第五節 引用参考文献)

における構造層序概念の有効性、地質学論集 五五、一-一五頁 (24)奈良正和(一九九八) 中部更新統金剛地層市野々砂泥互層
通史編1(自然・原始) (二 浅部の地質)

第四紀更新世の大釈迦層相当層、更新世の段丘堆積物・扇状地堆積物、岩木・八甲田・十和田火山噴出物に相当する地層,平野の浅部を構成する地層には、上記の他に岩木・八甲田・十和田火山噴出物があるが、これについては第三節に
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