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弘前市立弘前図書館/おくゆかしき津軽の古典籍
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通史編3(近世2)
(江戸後期の漆工芸)
江戸後期の漆工芸 江戸時代後半期の津軽の漆工芸は、『
塗物伝書
』や『塗物秘伝書』(弘図岩)から多彩なものであったことがわかる,天保四年(一八三三)五月に写された『
塗物伝書
』の内容は三五項目から成り立っている。,一方「弘化三年(一八四六)三月に伝授された」と書かれた『塗物秘伝書』の内容も、『
塗物伝書
』に類似しており,図156.天保の『
塗物伝書
』に「漆を漉すのに使った紙を丸めたもので,唐模様を描く」と描かれている技法の
通史編3(近世2)
(海底塗と唐塗を結ぶ磯草塗)
この技法で形成された文様は、天保四年(一八三三)に書写された『
塗物伝書
』(佐藤武司『日本農書全集』五三
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