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弘前市立弘前図書館/おくゆかしき津軽の古典籍
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資料編1(考古編)
(34.大秋層※Ⅱ)(たいあきそう))
34.
大秋
層※Ⅱ)(
たいあき
そう) 青森県(1954)の命名によるが、ここでは大沢(1962)の再定義,模式地は、西目屋村
大秋
付近。栩内
川
層を覆い、模式地周辺に分布している。 / 34.
大秋
層※Ⅱ)(
たいあき
そう)
通史編1(自然・原始)
(一 弘前市の位置および外形)
岩木
川
が平野中央部を悠々と流れ、西側には秀峰岩木山がそびえている。 ,岩木山東半麓から岩木
川
と支流である平
川
より西側にかけて南北に帯状に分布し、また岩木
川
中流域の
大秋
(
たいあき
,)
川
との合流点付近には飛び地が存在する。,おおむね岩木
川
沿いの悪戸(あくど)から藤代(ふじしろ)付近を境として南北で地形の発達が異なり、岩木
川
以北,なお、岩木
川
と支流
大秋
川
との合流点付近に位置する飛び地には高野(こうや)、国吉(くによし)、中畑(なかはた
通史編2(近世1)
(津軽地域の確保と蝦夷荒)
古館之覚」にみえるように、戦国末期、村市(むらいち)村(現西目屋村)・宮舘(みやだて)村(現弘前市)・
大秋
,(
たいあき
)村(現西目屋村)といった、鼻和(はなわ)郡の地域の城館が、「蝦夷荒(えぞあれ)」(アイヌとの,対立・抗争)の危機に直面していたという(長谷
川
成一「本州北端における近世城下町の成立」北海道・東北史研究会編,津軽家の譜代家臣の出身地は、岩木
川
西岸、そして岩木山と岩木
川
とに囲まれた地域、すなわち鼻和郡の南側に色濃,大浦氏は、南部氏との間での飯詰(現五所
川
原市)「伐取(きりとり)」の過程の中で、そこに居住していた「狄
通史編1(自然・原始)
(水系と等高線の配置)
まえやち)
川
・多沢(たざわ)
川
・鶏(にわとり)
川
・一本木(いっぽんぎ)沢
川
(下流側で血洗
川
)・後長根(,これらの河
川
は中村(なかむら)
川
、鳴沢(なるさわ)
川
、新山田(しんやまだ)
川
および岩木
川
の四つの水系に,北麓を流れる大鳴沢、湯舟
川
および丘陵を流れる鍋(なべ)
川
は鳴沢
川
に合流し、長前
川
は平野部の新山田
川
に流,東麓の赤倉沢から南麓を流れる毒蛇沢までの放射谷は岩木
川
に合流し、南麓の平沢
川
から湯ノ沢までは
大秋
(
たいあき
,西麓を流れる湯段沢
川
から徳明
川
にかけては岩木火山体の西側を北流する中村
川
に合流している。
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