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弘前市立弘前図書館/おくゆかしき津軽の古典籍
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通史編1(古代・中世)
(安倍高丸)
安倍
高丸
このことは安藤氏の系譜認識に一貫して見られるものである。,安日から系譜上、数代後に位置づけられた「
高丸
」なる人物もそれで、
高丸
とは悪路王とも呼ばれた坂上田村麻呂,鎌倉末期頃から武家風に
高丸
ないし
安倍
高丸
と呼称されるようになり、天台系の聖(ひじり)によって各地に語り,この
安倍
高丸
を安藤氏の系譜に関連づける史料の初見は、南北朝期の延文元年(一三五六)成立の『諏方大明神画詞,』(史料六一七)で、そこでは安藤氏について「
安倍
氏悪事ノ
高丸
ト云ケル勇士ノ後胤ナリ」とされている。 /
安倍
高丸
通史編1(古代・中世)
(奥州安倍氏とのつながり)
奥州
安倍
氏とのつながり そしてこの(
安倍
)
高丸
を介して、安藤氏が、奥州のかつての覇者
安倍
氏の系譜につながることとなる,安藤氏が
安倍
氏の子孫を自称したのは、北奥において、その支配者として強烈に意識され続けた
安倍
氏の系譜に連,『陸奥話記』に登場する
安倍
氏一族のなかに
安倍
富忠なる人物がいるが(史料四四五)、のちに安藤氏の重要な支配領域,において、南の辺境の固めという、北の安藤氏と類似した役割を果たした九州の松浦(まつら)氏(党)が、やはり
安倍
氏,『平家物語』やその関連史料中には、筑紫へ流された
安倍
宗任の子孫が松浦党であるという記述がみえている。 / 奥州
安倍
氏とのつながり
通史編1(古代・中世)
(田村麻呂と頼朝)
げんこうしゃくしょ)』では清水寺創建の僧延鎮(えんちん)について触れた説話のなかで、田村麻呂が討った相手は
高丸
,さらにそれが『八幡愚童訓(はちまんぐどうくん)』では
安倍
高丸
となり、奥州
安倍
氏一族のうちに位置づけられるようになっている,そして『義経記』では、「あくじの
高丸
」となり、「あくじ」=「悪事」=「悪路」と、先の悪路王ともつながっていくのである,そしてこの悪路王
高丸
こそ、津軽安藤氏の始祖説話中の重要な人物となっていくのであるが、このことはまた後に
通史編1(古代・中世)
(系譜伝承のキーワード)
これら安藤氏の系譜伝承についてのキーワードは、安日・
高丸
・
安倍
氏の三つである。
通史編1(古代・中世)
(系譜認識の変化)
安日・
高丸
・
安倍
氏、いずれも、中央からの支配強化に対して激しく抵抗した強烈なイメージに包まれており、まさに
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