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弘前市立弘前図書館/おくゆかしき津軽の古典籍
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通史編1(自然・原始)
(北麓~東麓)
北麓~東麓 大鳴沢および赤倉沢流域には、標高五〇〇~六〇〇メートル付近を扇頂部とする火
山麓扇状地
が展開,この扇状地面を弥生面と呼称し、南麓に展開する新期火
山麓扇状地
よりも古い扇状地として区分した。,鈴木(一九七二)の、東半部に展開する火
山麓扇状地
に相当する。,弥生面を浸食する各放射谷の流域には帯状の新期の
山麓扇状地
が存在するが、分布が狭く土石流(7)などで供給
通史編1(自然・原始)
(水系と等高線の配置)
五〇〇メートル以下では約六度の緩やかな斜面で、火
山麓扇状地
として展開している。,小河川が存在するが、岩木火山北麓の扇状地外縁に展開する岩屑(がんせつ)なだれ(2)堆積面、および東麓の
山麓扇状地
外縁,写真8 南麓での緩やかな火
山麓扇状地
と火山体を刻む放射谷。 ,しかし、火
山麓扇状地
内では土石流などで供給された砂礫により谷底が埋積され扇状地面とほとんど高度差が認められない,開析度が大きく起伏に富む
山麓扇状地
外縁の丘陵では、再び二〇メートルあるいはそれ以上にも及ぶ谷壁となっている
通史編1(自然・原始)
(扇状地周縁の地形)
扇状地周縁の地形 岩木火山に展開する火
山麓扇状地
は半径六キロメートルほどの円弧内に存在し、外側には丘陵,北側の丘陵は五キロメートル以上の幅をもち、北麓の火
山麓扇状地
とほぼ同じ高度を保っているが、鳴沢川、長前川,なお、鳴沢川以西の津軽樹光園農場や鍋川以東の大平野(おおだいの)地区は、丘陵内に分布する火
山麓扇状地
の
通史編1(自然・原始)
(一 弘前市の位置および外形)
あくど)から藤代(ふじしろ)付近を境として南北で地形の発達が異なり、岩木川以北では岩木山麓に展開する
山麓扇状地
,
山麓扇状地
から火砕流台地にかけてはりんご園として、沖積低地は水田として土地利用されている。
通史編1(自然・原始)
(南東麓)
また扇端側の丘陵をも浸食し、各流域沿いに新期の火
山麓扇状地
(百沢面と呼称)が帯状に分布している。
資料編1(考古編)
(〔鈴木(1972)による岩木火山形成史〕)
火山体形成の末期には、笹森山などの寄生火山(側火山)が生じ、また特に東半麓には火
山麓扇状地
が形成された
通史編1(自然・原始)
(三 地形分類)
における谷頭および谷壁の下刻作用が一層加速し、山麓部には土石流の発生により多量の崩落物が供給されて、火
山麓扇状地
通史編1(自然・原始)
(南麓)
このように、南麓では松代面あるいは古期火
山麓扇状地
面である弥生面が土石流などで供給された扇状地性の堆積物
通史編1(自然・原始)
(第二期)
火
山麓扇状地
外縁にあたる、長前川流域の丘陵でもやはり岩屑なだれ堆積物が確認できる(写真22)。,なだれの流下によって、岩木火山の火山原面前縁に分布する岩屑なだれ堆積面や、西麓の松代面、北~北東方の火
山麓扇状地
外縁
通史編1(自然・原始)
(従来の見解)
火山体の形成末期に笹森山などの寄生火山が生じ、また東半麓には火
山麓扇状地
が展開する。
通史編1(自然・原始)
(第一節~第三節 引用・参考文献)
年輪年代学の適用、第四紀研究 第三三巻第三〇号、一五三~一六四頁 黒木貴一(一九九五) 岩木山北麓の火
山麓扇状地
通史編1(自然・原始)
(第三期)
西麓の松代面を除く山麓部では、岩屑なだれ堆積物および岳層下部が確認できないが、それは弥生面を構成する火
山麓扇状地
資料編1(考古編)
(第1節 地質の概要)
その後、現火山体の浸食によって特に東半麓には火
山麓扇状地
が形成された(鈴木,1972)。
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