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弘前市立弘前図書館/おくゆかしき津軽の古典籍

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通史編1(自然・原始) (岩木火山)

岩木火山 平野南西縁に位置する岩木火山は古くから「津軽富士」と呼ばれ、標高一六二五メートル、東西約一二,岩木火山には「赤倉爆裂(ばくれつ)火口」、「種蒔苗代」、「鳥の海爆裂火口」等の爆裂火口跡が一〇個以上もあり / 岩木火山
通史編1(自然・原始) (岩木火山の姿)

岩木火山の姿 写真5~7は、順に岩木町付近、鶴田町付近、そして板柳町付近から撮影した岩木火山の遠景である,弘前市から望む岩木火山は象形文字を連想させて親近感が沸き、北方の木造町から五所川原市にかけての低平な穀倉地帯,の地吹雪が岩木火山の「屏風」でさえぎられ、板柳以南にさほど影響がないことからも察することができよう。,写真5 南東方から望む岩木火山 写真6 北東方から望む岩木火山 写真7 東方から望,む岩木火山 / 岩木火山の姿
資料編1(考古編) (〔鈴木(1972)による岩木火山形成史〕)

〔鈴木(1972)による岩木火山形成史〕 大沢(1962)の「古期及び新期成層火山」を新期岩木火山に,対比させ(宮城、1971)、それ以前の火山活動を古岩木火山によるものであると主張し、岩見(1962)も,(1)古岩木火山  更新世中期に、現火山体の中心付近を噴出の中心として成長した成層火山で、現火山体よりもやや,古岩木火山の中央部は、湯ノ沢断層に代表される環状断層群(半径約5.5kmの円弧状正断層)の形成に伴い、,(2)新期岩木火山  古岩木火山体の荷重沈下に伴って生じた環状凹地内で、新期岩木火山の活動が開始した / 〔鈴木(1972)による岩木火山形成史〕
資料編1(考古編) (〔大沢(1962)による岩木火山形成史〕)

〔大沢(1962)による岩木火山形成史〕 3期に区分され、その噴出物は下位から古期成層火山*26、新期成層火山,第1期 古期成層火山を構成する岩石は、岩木火山の最下部を占め、浸食の進んだ深い谷に沿って分布するのみである,第2期 古期成層火山を覆う新期成層火山は、岩木火山の本体を構成するものであり、山頂から中腹にかけて分布,第3期 岩木火山の山頂に、粘性の大きい石英安山岩から成る中央火口丘が形成された。 / 〔大沢(1962)による岩木火山形成史〕
資料編1(考古編) (9.岩木火山噴出物※Ⅱ)Ⅴ)(いわきかざんふんしゅつぶつ))

9.岩木火山噴出物※Ⅱ)Ⅴ)(いわきかざんふんしゅつぶつ) 津軽平野南西縁に位置する岩木火山は、古くから,また、岩木火山の山腹の傾斜を見ると、およそ標高500mを境として著しく異なっている。 / 9.岩木火山噴出物※Ⅱ)Ⅴ)(いわきかざんふんしゅつぶつ)
通史編1(自然・原始) (従来の見解)

〔第一期〕古岩木火山 現火山体を中心とするやや大型の古岩木火山が存在していたと推定する。,〔第二期〕新期岩木火山 古岩木火山体の荷重沈下にともなって生じた環状凹地内で新期岩木火山が活動する。,〔第一期〕高野安山岩、兼平石(かねひらいし)産出地や十面沢小丘群など、先岩木火山の活動として現岩木火山周辺,〔第二期〕引き続き、古岩木火山が噴火活動を開始する。,〔第三期〕古岩木火山の火口を覆う形で新岩木火山が噴火する。
通史編1(自然・原始) (三 地形分類)

三 地形分類 図9は、岩木火山麓およびその周辺の地形分類を示したものである。,図9 岩木火山および周辺の地形分類 表1 岩木火山周辺の層序表(松山・岩木山団研,1980に,加筆)  岩木火山は、輝石安山岩質溶岩と同質火砕岩の互層からなる円錐形の火山体である。,放射谷の谷頭が一〇〇〇~一二〇〇メートル付近に集中しているのは、赤倉沢で確認したように、この付近に古岩木火山,の馬蹄形(ばていけい)カルデラ壁があって、新岩木火山が形成された後に、その境界部からの水蒸気爆発によって
通史編1(自然・原始) (第二期)

第二期 大沢(一九六二)の第一期に相当する古岩木火山が形成された時期である。,凝灰角礫岩など火砕岩を主体とする古岩木火山は、図10の赤倉沢における地質断面に示したように、標高約一二,古岩木火山体を構成する毒蛇沢層は火砕岩を主体とするが、赤倉沢の崩落地にみられる呼称「六枚ラバ(13)」,おそらく二〇~二五万年前に、先岩木火山に引き続いて、現火山体の位置を中心として古岩木火山が火山活動を開始,鈴木(一九七二)は、この岩屑なだれ堆積物を古岩木火山体の構成層と考え、分布範囲の広さから現岩木火山よりも
通史編1(自然・原始) (第一期)

第一期 十腰内および十面沢付近に分布する十面沢小丘群や、岩木火山南東方の兼平石を形成するような、いわゆる,先岩木火山の噴火活動が発生した。,岩見(一九六一)は十面沢小丘群の岩石学的な研究から、現岩木火山の活動以前の「古岩木火山」の活動によるものであると,また、従来寄生火山として取り扱ってきた西麓の黒森が古岩木火山噴出物および岩屑なだれ堆積物で覆われることから,このように、約三五~二五万年前に、岩木火山周辺において板状節理の発達した輝石安山岩質溶岩を放出する、先岩木火山
通史編1(自然・原始) (火山の発達史)

さて、山口(一九九八)は、塩原・岩木山団研(一九八〇)の見解をもとに、噴出物の年代測定を実施して岩木火山,図12はパソコンによるブロックダイヤグラムで岩木火山の発達史を想定したものであるが(成田、一九八六)、,ただ具体的な噴火活動を考えると、古岩木火山が形成された後に水蒸気爆発が起こり、岩屑なだれが発生して馬蹄形,のカルデラが形成され(図12の①)、カルデラ内で噴火活動が再開して新岩木火山が誕生し(同②)、そして山頂部,兼平石採掘廃坑跡 安山岩 0.34±0.03Ma 0.32±0.03Ma 図12 岩木火山
通史編1(自然・原始) (水系と等高線の配置)

水系と等高線の配置 図7には岩木火山周辺の水系および等高線の配置を示した。,図7 岩木火山周辺の水系および等高線図  岩木火山を源流とする河川として、北麓を流れる大鳴沢(おおなるさわ,西麓を流れる湯段沢川から徳明川にかけては岩木火山体の西側を北流する中村川に合流している。,これらの放射谷は、図8の断面に示したが、岩木火山体の高度約五〇〇メートル以高にあっては比高五〇メートル,谷壁は古岩木火山を構成する角礫凝灰岩などの火砕物と、これを不整合に覆う岩屑なだれ堆積物からなり、地表面
資料編1(考古編) (32.住吉軽石流堆積物Ⅴ)(すみよしかるいしりゅうたいせきぶつ))

古岩木火山丘陵及び山田野段丘面を刻む谷底に分布する。,古期火山扇状地面の形成後に岩木火山から噴出し、東麓に流下して古岩木火山丘陵を刻む谷を通過し津軽平野に広
資料編1(考古編) (44.十面沢円頂丘群Ⅴ)(とつらざわえんちょうきゅうぐん))

模式地は、岩木火山北東麓の十腰内~十面沢付近。,赤倉沢から流出した泥流堆積物による流れ山の見方もあるが(一色・大沢,1967)、岩木火山本体を構成する,岩見,1962)、また下部テフラ*52(黄灰色軽石を主体とする褐色ローム層)に覆われていることから、岩木火山
通史編1(自然・原始) (西麓)

西麓 写真10に示す西麓は緩やかな傾斜面をなし、角礫凝灰岩など古岩木火山の構成層を覆う岩屑なだれ堆積面,岩屑なだれ堆積物は古岩木火山の「磐梯(ばんだい)式噴火(4)」による山体崩壊で供給されたものである。,鈴木(一九七二)によると、北麓の長平(ながだい)と南麓の森山を結ぶ線を境として西半部を古岩木火山の火山原面
通史編1(自然・原始) (第一節~第三節 引用・参考文献)

第一節~第三節 引用・参考文献 八谷彪一(一九〇五) 岩木火山地質調査報文震予報 四八号 酒井軍治郎,の水文地質及び地下水に関する研究Ⅰ、弘前市、一~九〇頁 河野義礼・青木謙一郎・門脇淳(一九六一) 岩木火山,〇万分の一)、 経済企画庁 宮城一男(一九七一) 津軽の岩木山、森重出版 鈴木隆一(一九七二) 岩木火山,グループ(一九八〇) 岩木火山の形成(その一) 周辺の火山噴出物、日本地質学会第八七年学術大会講演要旨二,〇四、日本地質学会 塩原鉄郎・岩木火山団体研究グループ(一九八〇) 岩木火山の形成(その二) 山体の
通史編1(自然・原始) (白神山地)

白神山地 岩木火山および弘前盆地の背後には白神山地と、隣接する大鰐山地が東西方向に連なり、青森・秋田県境,写真2 険しい白神山地(手前)と雄大な岩木火山 (青森県史編さん室提供)
通史編1(自然・原始) (第三期)

第三期 古岩木火山の馬蹄形カルデラ内で再び噴火活動が活発化し、カルデラ内を埋積するように新岩木火山体,一六±〇・〇三~〇・二三±〇・〇四百万年前の測定値があり、おおむね二〇万年前に新岩木火山,写真26 砂沢溜池北方の山風森付近にみられる岩木火山起源の噴出物。,二〇~五〇センチメートルの厚さであるが、岩木火山体周辺では必ずしも厚く堆積するわけではない。,いずれにしても、古岩木火山の岩屑なだれが発生した後の出来事である。  
通史編1(自然・原始) (扇状地周縁の地形)

扇状地周縁の地形 岩木火山に展開する火山麓扇状地は半径六キロメートルほどの円弧内に存在し、外側には丘陵,基盤岩を覆う黄金山層など第四系からなり、特に先岩木火山の火山活動による噴出物も堆積している。  ,メートル)、伝次森(でんじもり)山(一五一メートル)、大森山(一三七メートル)など数多くの小丘が存在し、先岩木火山,裾野部分は古岩木火山の崩壊物である岩屑なだれ堆積物で覆われ、大森・十腰内・三日月開拓・夕日ヶ丘開拓などでも,左:湯段南方の丘陵では岩木火山側へ逆傾斜する堆積物となっている。  
通史編1(自然・原始) ([口絵])

[口絵] 岩木山と弘前市街 岩木火山北麓の大鳴沢流域に展開する扇状地。,なだれ堆積物が,十面沢小丘群の構成物を覆っている。 赤倉沢の高度1200mにみられる崩落地。古岩木火山体,を形成する溶岩と火砕岩からなる。 赤倉沢の高度500m付近にみられる岩屑なだれ堆積物。古岩木火山
通史編1(自然・原始) (津軽平野)

津軽平野 東方の津軽山地と、西方の岩木火山および屏風山との間には、きわめて低平な津軽平野が東西五~一六
通史編1(自然・原始) (城西面)

大和沢、土淵川、そして後長根川など岩木火山体を浸食する小谷沿いにも小規模ながら認められる。  
通史編1(自然・原始) (一 従来の研究)

一 従来の研究 岩木火山の地質学的研究に関する最初の報告は八谷(一九〇五)であり、その後酒井(一九五八
通史編1(自然・原始) (津軽山地)

津軽山地 津軽半島は北が津軽海峡、西が日本海、東が陸奥湾と三方が海に面し、南西方には岩木火山が位置している
通史編1(自然・原始) (完新世の噴火)

岩木火山の歴史時代における火山活動の記録については、『津軽の岩木山』(宮城、一九七一)に記述されていて
資料編1(考古編) (第1節 地質の概要)

弘前地域の地質は、東北地方グリーンタフ地域*9特有の第三系及び第四系と、岩木火山・十和田火山噴出物から,森吉火山列に属する岩木火山は、津軽平野南西縁に位置する東西約12km、南北約13kmの円錐形を呈する成層火山,岩木火山の周辺地域は、顕著な断層・褶曲構造がなく、新第三系が全体として北東方へ緩傾斜する単斜構造を示し,この古岩木火山は山麓に存在する環状断層群によって相対的に沈降し、その山体部が現火山体の内部に埋没していると
通史編1(自然・原始) (発刊にあたって)

一例をあげると岩木火山や津軽地方の地震など、市民生活の身近な関心事にまとまった記述がなされている。
資料編1(考古編) (はじめに)

明治38年(1905)、八谷彪一は震災予防調査の一環として岩木火山についての報告書を公表している。
資料編1(考古編) (-文献リスト-)

と地質・構造について.日本地質学会第85年大会講演要旨, P.77 ◇11 石川俊夫(1949) 岩木火山,◇14 一色直記・大沢穠(1967) 岩木火山北東麓の泥流丘群(講演要旨).火山, 2, P.149,(1980) 岩木火山の形成(その2) 山体の構造と成立.日本地質学会第87年学術大会講演要旨,P.243,(1980) 岩木火山の形成(その1)-周辺火山噴出物.日本地質学会第87年学術大会講演要旨,P.242,◇181 水野裕(1961) 岩木火山麓の地形-特に泥流性堆積物を中心にして.東北地理,Vol.13
通史編1(自然・原始) (新編 弘前市史 通史編1(自然・原始) 目次)

…………………  4   三 津軽平野の地形発達 …………………………………………  10 第二節 岩木火山発達史,………………  16   一 従来の研究 ……………………………………………………  16   二 岩木火山,………………  16   三 地形分類 ………………………………………………………  21   四 岩木火山発達史
通史編1(自然・原始) (市街地の地形区分)

一方、岩木川以北では岩木火山に源を発する後長根川、大蜂(だいばち)川、前萢(まえやち)川、大石川などが
通史編1(自然・原始) (三 津軽平野南部の地形発達)

特に、鰺ヶ沢から出来島海岸にかけてと、また岩木火山付近では、中位段丘の指標である洞爺テフラが堆積しているのが
資料編1(考古編) (新編 弘前市史 資料編1-1 考古編 目次)

ヶ関層          7.井戸沢礫層          8.板留層          9.岩木火山噴出物
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