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資料編1(考古編) （(2)北方文化との交易・交流）

9世紀になると、青森県域全体が律令体制の影響を強く受けることとなり、それと同時に津軽海峡を境として、これまでの,10世紀後半以後11世紀においては、律令体制の崩壊に機を合わせるように擦文文化圏との交易や交流も活発さを

資料編1(考古編) （(8)馬産と関連遺物）

養老2年の記事のほかは、律令体制下に組み込まれた蝦夷と政府との関係の記事であるが、当時の青森県域でも馬産

資料編1(考古編) （(1)祭祀と仏教文化の波及）

律令体制外の地域的な祭祀はほとんど不明、むしろ体制下の祭祀遺物であることが特徴であろう。,いずれにしても、律令体制下の社会、中でも畿内を中心とした地域に分布密度が高く、東北地方全体では数える程度,本県では2例にすぎないが、この時期(9世紀前葉期)には、既に律令体制社会の中で行われていた祭祀様式が積極的,律令体制の浸透度を考える上では意義深い遺物と言える。

資料編1(考古編) （〈2〉津軽地方で生産された須恵器）

この窯跡群は昭和42年(1967)に発見され、当時、古代律令体制と密接な関係を持つとされた須恵器生産が,、律令体制外とされる津軽地方においても生産されていることで、注目を浴びた。　

通史編1(古代・中世) （「蝦夷・蝦狄」表記の創造）

日本では、律令体制成立以前には、蝦夷を、天皇中心とした体系的な世界観のうちに位置づけようとする、中国の,しかし中国に範をとった律令体制の整備が進み、また天智天皇二年(六六三)、日本が友好国であった百済の復活,そうした風潮のなかで律令体制が整備されるにつれて、日本でも中国風の中華思想が高まってきて、差別意識を込

資料編1(考古編) （(2)9世紀～10世紀前半）

一般的な住居やかまどの構造は、基本的に律令体制に組み込まれた陸奥・出羽両国の一般集落のものとほとんど異

資料編1(考古編) （(1)7・8世紀）

また、この時期は律令体制側と緊張状態であったにもかかわらず、集落を保塞する施設は認められない。

資料編1(考古編) （(3)10世紀後半～11世紀）

(3)10世紀後半～11世紀 律令体制の崩壊から王朝国家へと変容した10世紀後半期から11世紀にかけての

通史編1(古代・中世) （環壕集落の構造と年代）

そして、一〇世紀後半における律令体制の崩壊という国家体制変動の時期に、東北地方北部から北海道南部にかけて