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弘前市立弘前図書館/おくゆかしき津軽の古典籍
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通史編3(近世2)
(悪戸村における製陶)
悪戸村における製陶
悪戸焼
は文化年間(一八〇四~一八一七)初期から現代にかけて悪戸村(現市内悪戸・下湯口,国日記」には悪戸村で焼成した雑焼(ざつやき)(高級でない日用陶器類)とか作陶者名を付しての記述はあるが〝
悪戸焼
,
悪戸焼
の名称は後に製品の流通にしたがい、自然に付けられていったものと考えられる。 ,
悪戸焼
の創始について『青森県総覧』(一九二八年 東奥日報社刊)によると、「文化三年ころ、石岡林兵衛(いしおかりんべえ,がけをしたものか無釉のものかは不明であるが、文化年間初期に悪戸村で製陶が行われていたことは確かであり、これが
悪戸焼
資料編1(考古編)
(4.発掘調査以外の遺跡)
悪戸焼
の表採資料及び発掘資料を紹介している事例として、半澤紀の「歴史と文化誌津軽平野第4号」(1994,内容としては、
悪戸焼
の器種を陶器と磁器別に分類し、窯道具の紹介もある。
通史編3(近世2)
(瀬戸師林兵衛による製陶)
発達につれて移入品に押され、大正八年(一九一九)、青柳(あおやぎ)窯の廃止とともにとだえ、いわゆる〝
悪戸焼
,図147.
悪戸焼
の器形 青柳窯廃窯のあとも陶工石岡倉吉(いしおかくらきち)・惣作(そうさく)父子,青森県工業試験場に窯業部が設置された際、地場産業振興の一環として生み出されたもので、広く使われ親しまれてきた
悪戸焼
通史編5(近・現代2)
(用の美と津軽民芸)
貞三の功績は県内の
悪戸焼
など民芸品の掘り起こし、紹介のほか、コギン、刺子(さしこ)、菱刺(ひしざし)、
通史編2(近世1)
(漆以外の国産品)
悪戸焼
は松前、秋田方面にも移出され、藩は嘉永三年(一八五〇)に至り、他領からの陶器の移入を禁止している
通史編5(近・現代2)
(市の対応策と市民の反応)
郷土人形、目屋人形、錦石細工、あけび蔓(つる)細工、竹細工、挽物、
悪戸焼
、津軽塗下駄のほかに、りんご加工品
通史編3(近世2)
(下川原における製陶)
天保八年(一八三七)九月二十二日の、国産御用掛の申し出によると、前述の
悪戸焼
のところで触れた筑前の陶師五郎七
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