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通史編3(近世2) （弘前藩の出兵）

二十日には、二等銃隊頭和嶋安左衛門(やすざえもん)が一小隊を率いて、二十三日には諸手(しょて)足軽頭の成田求馬,八月一日、成田求馬・和嶋安左衛門・田中宗右衛門が銃隊を率いて本荘に入った。,八月二日、成田求馬らは平沢へ到達したところで、退却してきた秋田藩兵と出会い、戦況を知った。,この戦いで弘前藩は、隊長である成田求馬を含めて死者一〇人、負傷者一一人という犠牲を出した(資料近世2No

通史編3(近世2) （捕虜となった庶民）

たとえば、鳶(とび)の今之助(いまのすけ)は旗持ちとして成田求馬隊に付属して、元年八月、秋田由利郡吉沢村

通史編3(近世2) （戦局の展開と兵員の不足化）

勤皇諸藩に進攻を開始し、弘前藩も八月五日に先行部隊が羽州(うしゅう)矢島領で庄内藩兵と衝突し、足軽頭成田求馬以下九人

通史編3(近世2) （戦場に駆り出された民衆）

父忠吾へ 61 伊藤銀吾 41歳三等銃隊無足箱館矢不来永世15俵永世禄は父孫太夫へ 62 成田求馬

資料編3(近世編2) （【解説】）

軍事情勢は一挙に緊迫化し、その中で八月五日には成田求馬隊が羽州由利郡吉沢村で庄内藩兵と交戦し、成田以下死傷二一名