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弘前市立弘前図書館/おくゆかしき津軽の古典籍

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通史編1(自然・原始) (扇状地周縁の地形)

扇状地周縁の地形 岩木火山に展開する火山麓扇状地は半径六キロメートルほどの円弧内に存在し、外側には丘陵,北側の丘陵は五キロメートル以上の幅をもち、北麓の火山麓扇状地とほぼ同じ高度を保っているが、鳴沢川、長前川,なお、鳴沢川以西の津軽樹光園農場や鍋川以東の大平野(おおだいの)地区は、丘陵内に分布する火山麓扇状地の,岳南西方の常盤野地区も扇状地性の低地帯であって、南縁の丘陵とは断層崖で接し崖下に低湿地が認められる(写真 / 扇状地周縁の地形
資料編1(考古編) (25.黒石扇状地堆積物Ⅷ)(くろいしせんじょうちたいせきぶつ))

25.黒石扇状地堆積物Ⅷ)(くろいしせんじょうちたいせきぶつ) 岩井(1980)の命名によるが、ここでは,備考:岩井(1980)の黒石市街地に伏在する扇状地堆積物の主要部分に相当する。 / 25.黒石扇状地堆積物Ⅷ)(くろいしせんじょうちたいせきぶつ)
通史編1(自然・原始) (北麓~東麓)

北麓~東麓 大鳴沢および赤倉沢流域には、標高五〇〇~六〇〇メートル付近を扇頂部とする火山麓扇状地が展開,この扇状地面を弥生面と呼称し、南麓に展開する新期火山麓扇状地よりも古い扇状地として区分した。,鈴木(一九七二)の、東半部に展開する火山麓扇状地に相当する。,扇状地性の堆積物は、上部が亜角礫~亜円礫(6)の巨礫を含むローム質粘土であり、下部には薄い粘土層を挟み,弥生面を浸食する各放射谷の流域には帯状の新期の山麓扇状地が存在するが、分布が狭く土石流(7)などで供給
通史編1(自然・原始) (平野南縁の地形区分)

図20 津軽平野南縁における水系と等高線図  黒石市は浅瀬石川北岸に発達する開析された扇状地(9,)上に位置し、また引座川北岸に舌状に張り出す扇状地上には尾上町が位置している。,平賀町は平川~引座川間のやや高度の低い扇状地性の低地に位置している。  ,複合扇状地の一方にあたる平川流域ではかなり開析が進み、新しい扇状地性の低地が展開しているが、浅瀬石川流域,ではその北側に扇状地が良好に展開し段丘状に発達している。  
通史編1(自然・原始) (従来の研究)

従来の研究 平野南縁にあたる黒石市、尾上町および平賀町付近には開析された扇状地が展開している。,(二〇万分の一)では河成段丘(1)および沖積低地として、また青森県地形分類図(二〇万分の一)では開析扇状地,および扇状地性低地として取り扱っている(酒井・岩井、一九七〇、水野・堀田、一九七〇)。,十和田カルデラに起因する火砕流堆積物および完新世(2)の最大海進である縄文海進による堆積物などから、扇状地面
通史編1(自然・原始) (三 津軽平野南部の地形発達)

総じて、平川、浅瀬石川および大和沢川の各流域には、山地および丘陵から供給された砂礫を主体とした膨大な扇状地性,の堆積物と、十和田カルデラに起因する火砕流堆積物を構成層とする複合扇状地が形成された。,一方、低位の常盤面や境関面は形成時期が新しく、その分布が下流側へと後退し古い扇状地の前縁部を被覆した緩傾斜面,そして、扇状地の下流側には自然堤防や後背湿地などの沖積低地が展開している。,の堆積物が覆われ扇状地が拡大していった。
通史編1(自然・原始) (市街地の地形区分)

弘前市街地は岩木川-平川間に展開する扇状地上に位置し、岩木川以北にあっては岩木川流域および丘陵周縁に沿,市街地の位置する扇状地は大和沢川流域の一野渡(いちのわたり)付近をほぼ扇頂部とする、幅五~六キロメートル,全体として段丘化した開析扇状地であり、北方に大きく傾斜している。,北側を流れる岩木川は、悪戸(あくど)から弘前公園付近にかけて開析扇状地の北縁を大きく湾曲する形で浸食し,の堆積によって扇状地面とほぼ連続した緩斜面となっている。
通史編1(自然・原始) (一 弘前市の位置および外形)

あくど)から藤代(ふじしろ)付近を境として南北で地形の発達が異なり、岩木川以北では岩木山麓に展開する山麓扇状地,山麓扇状地から火砕流台地にかけてはりんご園として、沖積低地は水田として土地利用されている。,では白神(しらかみ)山地とこれに続く大鰐(おおわに)山地が展開し、そして山地から平野部への出口付近には扇状地,が、下流側には扇状地性の低地および氾濫原(はんらんげん)(1)が発達している。,山地縁辺から扇状地にかけてはりんご園として、扇状地性の低地から氾濫原にかけては水田として利用されている
通史編1(自然・原始) (水系と等高線の配置)

五〇〇メートル以下では約六度の緩やかな斜面で、火山麓扇状地として展開している。,このほかに数多くの小河川が存在するが、岩木火山北麓の扇状地外縁に展開する岩屑(がんせつ)なだれ(2)堆積面,、および東麓の山麓扇状地外縁に展開する弧状の丘陵に源を発するものが目立っている。,写真8 南麓での緩やかな火山麓扇状地と火山体を刻む放射谷。  ,しかし、火山麓扇状地内では土石流などで供給された砂礫により谷底が埋積され扇状地面とほとんど高度差が認められない
通史編1(自然・原始) (津軽平野)

図2に示したが、盆地内の弘前から黒石にかけては台地状の開析扇状地が展開し、藤崎町から五所川原にかけては,、後背湿地と自然堤防が帯状に分布する扇状地性の低地および氾濫原として展開している。
通史編1(自然・原始) (カルデラ内の堆積物)

カルデラ壁や中央火口丘などの高い所から風化、侵食により崩れてできた土砂は、雨水や風で運ばれた後に堆積し、扇状地,特に大雨が降ると、大量の土砂が流れ出し、勢いの強い流れは扇状地の表面をえぐったり、凹地を埋めながら新しい,洪水堆積物を積み重ねて次第に扇状地を成長させた。,写真55 碇ヶ関カルデラ内の扇状地堆積物。
通史編1(自然・原始) (南麓)

岩木町立総合運動公園付近を流れる柴柄沢川および平沢川流域でも確認でき、径一〇〇センチメートル以上もある巨礫が密集して扇状地内,このように、南麓では松代面あるいは古期火山麓扇状地面である弥生面が土石流などで供給された扇状地性の堆積物
通史編1(自然・原始) (南東麓)

また扇端側の丘陵をも浸食し、各流域沿いに新期の火山麓扇状地(百沢面と呼称)が帯状に分布している。,百沢面は南麓には広く分布するが、南東麓においては緩傾斜面であって、水田として利用され、扇端部には扇状地性
通史編1(自然・原始) (地形の概説)

模式的な堆積地形を示したが、海津(一九七六)によると津軽平野もほぼ同様な発達を示していて、南から順に扇状地帯,藤崎以南の弘前盆地では浅瀬石川や平川などの流域に扇状地が形成され、台地状に発達している。
通史編1(自然・原始) (掘さくの深度)

したがって、このような盆状構造の存在は、二〇〇メートル以上の層厚で分布する平川扇状地堆積物および三五〇,メートル以上の層厚で分布する浅瀬石川扇状地性堆積物等の第四紀更新世の堆積盆の成立を考える上で重要な指標,であるとともに、浅部の地質で述べたように、新第三紀鮮新世~第四紀更新世の大釈迦層相当層および第四紀更新世の平川扇状地堆積物相当層
通史編1(自然・原始) (地形の発達史)

津軽平野は、下刻(かこく)作用により深いV字状の河谷(古岩木川)であって、十三湖付近では日本海側に開放した扇状地,平野最奥の弘前盆地では、平川および浅瀬石川などの河川から供給された多量の砂礫により扇状地が形成され、また,十和田カルデラに起因する火砕流堆積物の流下によって扇状地が拡大した。  
通史編1(自然・原始) (第三節 注記)

(9)開析扇状地…河川の運搬土砂量の減少、流量の増加などにより開析を受けた扇状地。,(10)氾濫原…扇状地の分布域の下流側に河川の氾濫によって形成された堆積地形で、自然堤防や後背湿地などが
通史編1(自然・原始) (平賀面)

平賀面 六羽川の東側にあっては、引座川流域の扇状地性の低湿地を除いて黒石面の周辺に分布し、尾上町八幡崎,平賀面は、おそらく黒石面が浸食された平川流域を、扇状地性の堆積物と火砕流堆積物で新たに埋積し、また舌状,ないし泥炭層が堆積していることから、古懸浮石流凝灰岩が流下する前は黒石面の前縁と、尾上および平賀付近は扇状地性,かつて扇状地面上を平川や浅瀬石川、そして引座川などが網状に流れていたものであって、平川や浅瀬石川ではクロスラミナ
通史編1(自然・原始) (津軽平野中央断層)

平川扇状地性堆積物を切ると考えられることから、活動は後期更新世まで続いていたと推測される。
通史編1(自然・原始) (駒木浮石流凝灰岩)

ボーリング資料からみると、後述のように平野部への出口にみられる扇状地を形成している。,ところで、浪岡町を流れる浪岡川および正平津川流域にも五本松付近を扇頂部とする開析扇状地が分布し、面上には,この扇状地を構成する火砕流堆積物を五本松軽石流凝灰岩(山口、二〇〇〇a)と呼ぶが、年代測定では約二万九
通史編1(自然・原始) (黒石逆断層系)

この変位量と浅瀬石川扇状地堆積物の層厚の変化が調和的であることから、この断層の活動は更新世後期まで継続
資料編1(考古編) (32.住吉軽石流堆積物Ⅴ)(すみよしかるいしりゅうたいせきぶつ))

古期火山扇状地面の形成後に岩木火山から噴出し、東麓に流下して古岩木火山丘陵を刻む谷を通過し津軽平野に広
通史編1(自然・原始) (松原面)

松原面 黒石Ⅱ面に対比され、上位には駒木浮石流凝灰岩に相当する軽石質砂層が、下位には扇状地性の堆積物,腰巻川流域では松原地区から取上地区にかけて、また土淵川流域では山崎から城南一丁目にかけては頂部が平滑な開析扇状地
資料編1(古代・中世編) (一 堀越城の立地と現状)

のある堀越集落は、岩木川の支流の一つ平川と大和沢川の合流点から南西五〇〇メートルの、津軽平野南部の沖積扇状地,に位置しており、沖積扇状地の東端、東を流れる平川の氾濫原から約三メートルの比高差をもった高みを利用して
資料編1(考古編) (4.Q1(前期更新世、1.7~0.7Ma))

堆積盆は縮小分化して陸化したところが多いが、山間盆地では継続する後背地の隆起に伴い扇状地が発達する。
資料編1(考古編) ([口絵])

[口絵] 自然 〔秀峰岩木山〕 麓に広々とした扇状地を抱き、これを取りまくように環状の丘陵地,一方、弘前市街地は、南方に扇頂部を持つ扇状地上に展開していて、北西端には弘前城が位置している。,丘陵地縁辺部に分布する扇状地には黒石市、尾上町、平賀町などが位置している。
通史編1(自然・原始) (黒石面)

写真36 黒石大橋から牡丹平方面を望む(左側が黒石面)  図20に示したが、開析扇状地である黒石面,次に図23~図26に示したように、ボーリング資料に基づいて開析扇状地である黒石面の構成物について記述する,黒石面は山地から供給された砂礫を主体とする扇状地性の堆積物のほかに、約三万年前に流下した火砕流堆積物とその
資料編1(考古編) (〔鈴木(1972)による岩木火山形成史〕)

火山体形成の末期には、笹森山などの寄生火山(側火山)が生じ、また特に東半麓には火山麓扇状地が形成された
通史編1(自然・原始) (三 地形分類)

における谷頭および谷壁の下刻作用が一層加速し、山麓部には土石流の発生により多量の崩落物が供給されて、火山麓扇状地
通史編1(自然・原始) (西麓)

ただ、岳南西方の常盤野(ときわの)地区は後述の百沢面に相当し、一部に湿地帯が認められ扇状地性の低地となっている
通史編1(自然・原始) (第二期)

火山麓扇状地外縁にあたる、長前川流域の丘陵でもやはり岩屑なだれ堆積物が確認できる(写真22)。,なだれの流下によって、岩木火山の火山原面前縁に分布する岩屑なだれ堆積面や、西麓の松代面、北~北東方の火山麓扇状地外縁
通史編1(自然・原始) (山地と平野の成立)

のような隆起部分は衝上(しょうじょう)断層による運動が続いた結果できたのであり、丘陵のふもとには厚い扇状地堆積物
通史編1(自然・原始) (桔梗野面)

市街地に分布する桔梗野面は弘前盆地南縁に開析扇状地として展開し、大和沢川より北側に広く分布している。,これらの河川は扇状地面を大きく浸食し、流域には河床面から比高一五~三〇メートルの急な谷壁が認められ、上流側
通史編1(自然・原始) (平野内の水系と等高線の配置)

〇~六〇メートルの等高線の配置が藤崎および板柳を中心とする弧状の配置をなし、下流側に緩やかに傾斜する扇状地
通史編1(自然・原始) (境関面)

境関面 平川流域の自然堤防の背後に分布する扇状地性の低湿地であって、古懸浮石流凝灰岩直上にシルト~粘土
通史編1(自然・原始) ([口絵])

[口絵] 岩木山と弘前市街 岩木火山北麓の大鳴沢流域に展開する扇状地。
資料編1(古代・中世編) (一 乳井茶臼館の立地と現状)

なる用水路にすぎないが、近世の記録には「堀越川」(平川本流)と並ぶ河川として記されており、地形の状況(扇状地
通史編1(自然・原始) (従来の見解)

火山体の形成末期に笹森山などの寄生火山が生じ、また東半麓には火山麓扇状地が展開する。  
通史編1(自然・原始) (一 平野の地下地質の評価法)

また、地形から読みとれる情報は、段丘・扇状地・河道・自然堤防および後背湿地等の第四紀更新世から完新世に
通史編1(自然・原始) (第三期)

松代面を除く山麓部では、岩屑なだれ堆積物および岳層下部が確認できないが、それは弥生面を構成する火山麓扇状地,そして扇状地外縁の丘陵で再び岩屑なだれ堆積物と岳層下部を確認できることから、岩木火山を取り囲む半径約六
通史編1(自然・原始) (第一節~第三節 引用・参考文献)

日本大学文理学部自然科学研究所「研究紀要」第一三号、六九~七二頁 大矢雅彦・海津正倫(一九七八) 津軽平野における扇状地,年輪年代学の適用、第四紀研究 第三三巻第三〇号、一五三~一六四頁 黒木貴一(一九九五) 岩木山北麓の火山麓扇状地
通史編1(自然・原始) (常盤面)

浅瀬石川流域から南側の尾上町の舌状台地にかけてと、平川流域から東側の六羽川にかけて分布する常盤面は、扇状地性
通史編2(近世1) (堀越城の構造)

、岩木川の支流の一つ平川と大和沢(おおわさわ)川の合流点から南西五〇〇メートルの、津軽平野南部の沖積扇状地東端
通史編1(自然・原始) (清野袋面)

清野袋面 扇状地の下流側に分布する氾濫原は、微高地をなす自然堤防と後背湿地とからなり、前者が清野袋面
通史編1(自然・原始) (二 浅部の地質)

尾開山凝灰岩・大秋層・東目屋層相当層、新第三紀鮮新世から第四紀更新世の大釈迦層相当層、更新世の段丘堆積物・扇状地堆積物,中・後期更新世の堆積物である段丘堆積物と扇状地堆積物相当層は、断面図上にそれぞれを区分して表現することが,扇状地堆積物は、大和沢川・平川・浅瀬石川の扇状地地形が認められる地域の下流側の地下に分布する。
資料編1(考古編) (2.堀越城跡)

弘前市街地の南東一級河川平川に、西方から流れ込む大和沢川と前川の間に位置し、河川氾濫堆積物によって形成された扇状地
通史編1(自然・原始) (古懸浮石流凝灰岩)

厚さ20m以上の扇状地堆積物に挟在する泥炭層(地下約8m)中の埋没樹を測定。,浪岡城跡がのる扇状地(標高45m)を構成する軽石流凝灰岩中の炭化物を測定。
資料編1(考古編) (第1節 地質の概要)

その後、現火山体の浸食によって特に東半麓には火山麓扇状地が形成された(鈴木,1972)。
資料編1(考古編) (〈用語の解説…第2節〉)

河岸段丘が、河谷中または扇状地でより若い堆積物によって覆われて、元の段丘地形が認められぬもの。
資料編1(考古編) (新編 弘前市史 資料編1-1 考古編 目次)

          23.久渡寺流紋岩部層          24.黒石沢層          25.黒石扇状地堆積物
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