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弘前市立弘前図書館/おくゆかしき津軽の古典籍
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通史編2(近世1)
(廃田復興・新田開発の進展)
の一年間だけで、藩は五〇四町七反余の開発を目指している(「享和三年三月荒田并空地畑田成当開発反別高御
手当米
銭大都調帳,内訳は開発にかかわる「
手当米
」が半分以上を占め、四〇貫四九二匁である。,
手当米
は面積割りで計算されており、荒田開発の場合一反歩につき八斗、「空地畑田成(あきちはたたなり)」の,166.享和3年から文政2年までの開発田畑反別組寄調帳 開発地のうち「御物入なし」、すなわち
手当米
通史編2(近世1)
(天保期の人返し)
藩では、彼らに廃田開発をさせるべく、屋敷や
手当米
の支給や一ヵ年無年貢などの特例処置を設け、在所に帰らせようとした
通史編2(近世1)
(天明期の借り上げと寛政期までの状況)
また、困窮する藩士たちを扶助するため、天明七年から九年にかけて一〇〇石当たり一〇俵の
手当米
も支給された
通史編2(近世1)
(宝暦~天明期の弘前藩の財政状況)
浦々扶持米 966 0.46 庄屋被下米 452 0.21 貯籾代米 1,200 0.57 在々村位下成米
手当米
通史編2(近世1)
(負担の増大による民衆の困窮)
これまでは百姓からの申し出に応じて、そのつど
手当米
を与えていたが、それでは、当座困窮した百姓のみの救済
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