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弘前市立弘前図書館/おくゆかしき津軽の古典籍
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通史編1(自然・原始)
(旧石器時代)
旧石器
時代 近年は東北地方を中心に
旧石器
時代の研究が進み、とくに南部の宮城県では前期
旧石器
の発見が相次,なお、青森県を含めた東北北部ではこのような前期
旧石器
は未発見であり、現在はおもに後期
旧石器
以後のものが,宮城県仙台市富沢遺跡で出土した
旧石器
時代の埋没樹 青森県における
旧石器
文化の研究は、昭和二十四年,(一九四九)の群馬県岩宿(いわじゅく)遺跡での
旧石器
発見以前は、夏泊(なつどまり)半島椿山(つばきやま,第四紀研究のグループが金木(かなぎ)町の芦野(あしの)公園にある藤枝(ふじえだ)溜池の砂礫層を調査し、
旧石器
/
旧石器
時代
資料編1(考古編)
(1.旧石器時代の概観)
1.
旧石器
時代の概観 青森県も他の都道府県と同様に、人々の生活は
旧石器
時代に始まっている。,
旧石器
時代とは、硬質の石を打ち欠いて鋭利な刃を持つ石器(
旧石器
)を作り、それを生活に必要な利器(刃物),などでも、後期
旧石器
時代に石灰岩の自然洞穴が住居に転用されていたようである。 ,属するもので、前期
旧石器
時代の類は僅少である。 ,前期
旧石器
時代 後期
旧石器
時代 中石器時代 礫器→スクレパー →ナイフ形石器→彫刻刀形石器→(石刃技法 / 1.
旧石器
時代の概観
資料編1(考古編)
(1.旧石器時代の住居跡)
1.
旧石器
時代の住居跡
旧石器
時代でも特に後期
旧石器
時代には、洞穴が住居として多く使用された。,一方、我が国でも同様な遺跡が注目されるようになり、
旧石器
時代並びに縄文時代草創期の項で述べたように、九州,青森県における
旧石器
時代の住居跡として明白なものは未発見であるが、蟹田町の大平山元Ⅱ遺跡において3地点 / 1.
旧石器
時代の住居跡
資料編1(考古編)
(2.青森県の旧石器時代(図1))
2.青森県の
旧石器
時代(図1) 青森県に関する
旧石器
時代の研究は、発見した遺跡等が少ないために進展していない,しかし、我が国における
旧石器
発見への願望と研究の礎は、昭和初期に本県で採集された石片を基として、学会誌上,はもちろん、さらに古い前期
旧石器
を求める研究者の真剣な心意気が感じられよう。 ,青森県では、
旧石器
を出土する遺跡は20か所ほどあり、それらはすべて後期
旧石器
時代ないしそれ以降に属するものである,表1 青森県
旧石器
出土遺跡一覧表 遺跡 番号 時代 遺跡名 遺跡所在地 出土遺物 1
旧石器
物見台 / 2.青森県の
旧石器
時代(図1)
通史編1(自然・原始)
(第二節 旧石器時代)
第二節
旧石器
時代 果てしないほど広大な宇宙の惑星の一つである地球が誕生したのは、今から四五億年前といわれている / 第二節
旧石器
時代
資料編1(考古編)
(〈引用・参考文献〉)
〈引用・参考文献〉 三宅徹也「東北各県の
旧石器
時代研究の歴史と現状」『
旧石器
時代の東北』 1981年,9月 市川金丸「
旧石器
時代」『青森県の考古学』青森大学出版局 1983年8月 上記のほか、青森県埋蔵文化財調査報告書
通史編1(自然・原始)
(大森勝山遺跡)
埋蔵文化財緊急発掘調査の一環として、翌年には岩木山東麓の大森勝山遺跡が調査され、大型の竪穴住居跡・環状列石などとともに
旧石器
,青森県は、他県などに比べて
旧石器
の発見は少ない。,しかし
旧石器
時代から次の縄文時代へ結び付く、漸移(ざんい)期の遺構・遺物が発見され研究者の間で注目を集,弘前市大森勝山遺跡出土の
旧石器
(岡田康博実測)
通史編1(自然・原始)
(第二節 注および引用・参考文献)
の美術』 現代教養文庫二八九 一九六〇年 B P・アッコー、A・ローゼンフェルト、岡本重温訳 『
旧石器
時代,(8)A 東北歴史資料館 『
旧石器
時代の東北』 一九八一年 B 東北歴史資料館 『江合川流域の,
旧石器
』 一九八五年 C 岡村道雄 『日本
旧石器
時代史』 考古学選書 三三 雄山閣出版 一九九〇年,人類遺跡』 東京大学出版会 一九九二年 E 石器文化談話会 『高森遺跡』 一九九一年 F 「
旧石器
時代, 杉原荘介 『日本先土器時代の研究』 講談社 一九七四年 (11)村越潔 「大森勝山遺跡」『日本の
旧石器
年表・索引編
([年表(近世以前)])
[年表(近世以前)] [年表(
旧石器
時代~天正十九年) 蝦夷・津軽・奥羽関係] [年表(文禄元年~,慶応三年) 政治・経済等] [年表(文禄元年~慶応三年) 宗教・文化・教育等] [年表(
旧石器
時代
資料編1(考古編)
(3.中石器時代)
3.中石器時代
旧石器
時代の後、世界史上では中石器時代を迎え、特にヨーロッパなどでは、更新世の氷河による,が出現し、狩猟・漁労・採集で獲得した食料を貯蔵はもとより、煮沸し調理することが可能となって、食生活が
旧石器
時代
通史編1(自然・原始)
(大平山元遺跡)
スポールを作り、残りを利用して、細石刃を製作する湧別(ゆうべつ)技法の先駆的な技法がみられることなど、
旧石器
的,な石器製作と土器の共伴により、
旧石器
文化から縄文文化への移行期における両文化の混在がみられ、研究者の強
資料編1(考古編)
(5.大森勝山遺跡)
第2次調査では、台地の北東端に近い標高141mの地区で図6に示した10点の
旧石器
を発見した。,第3次から第6次にかけては大竪穴住居跡と
旧石器
出土地区との間で発見された環状列石(第2章図26)に関する,遺物出土状態 図5 大森勝山遺跡大堅穴住居跡実測図 図6 大森勝山遺跡出土遺物(
旧石器
,岩木山麓古代遺跡発掘調査報告書)弘前市教育委員会 1966年3月 3)村越潔「大森勝山遺跡」(日本の
旧石器
文化第
資料編1(考古編)
((1)縄文時代草創期)
出土した蟹田町の大平山元Ⅰ遺跡は、郷土館の事業として昭和50年(1975)11月上旬に調査が行われ、
旧石器
的技法,または岩陰遺跡で発見されており、同県が北限と考えられていたが、近年の調査の進展により各県でも出土し、
旧石器
文化
通史編1(自然・原始)
(一 はじめに)
我々の住む青森県も、他の諸県と同様に、歴史は
旧石器
時代から始まり、縄文・弥生などの時代を経ながら今日に
通史編1(自然・原始)
(人類の進化)
William Howells『MANKIND SO FAR』1944年 P179より)
旧石器
時代人,け、さらにイギリスのJ・ラボック(一八三四~一九一三)は一八六五年に、石を打ち欠いて利器とした時代を
旧石器
時代
通史編1(自然・原始)
(草創期)
草創期 縄文最古の時代とされる草創期は、
旧石器
時代において述べたごとく、大平山元Ⅰ遺跡で発掘された無文土器
通史編1(自然・原始)
(まえがき)
なかでも大森勝山遺跡における大型竪穴住居跡・環状列石ならびに本県最初の
旧石器
の発見をはじめ、十腰内遺跡出土
通史編1(古代・中世)
(日本人の起源)
写真16 縄文美人 縄文時代に先行する
旧石器
時代については、日本で発見されたこの時代の人骨はそれほど
通史編1(自然・原始)
(新編 弘前市史 通史編1(自然・原始) 目次)
………… 252 五 第Ⅲ期緊急発掘の時代 ……………………………………… 268 第二節
旧石器
時代, …………………………………………………… 296 一 人類の誕生と
旧石器
時代 ……………………,……………… 296 二 青森県の
旧石器
時代 ………………………………………… 301 第三節
資料編1(考古編)
(新編 弘前市史 資料編1-1 考古編 目次)
…… 60 文献リスト …………………………………………………… 64 第2章
旧石器
,・縄文・弥生 ………………………………………… 77 第1節
旧石器
時代 ………………………,………………… 78 1.
旧石器
時代の概観 ……………………………… 78 ,2.青森県の
旧石器
時代 …………………………… 80 3.中石器時代 …………………,148 第4節 住居と集落 ………………………………………… 150 1.
旧石器
時代
資料編1(考古編)
(資料編1「考古編」掲載図・表・写真一覧)
火砕岩の分類 表3 主な火成岩の分類 表4 東北日本(含北海道西部)の地史年表 第2章
旧石器
,・縄文・弥生……77 図1
旧石器
時代の石器 図2 縄文時代草創期の土器 図3 縄文時代早期の土器,石棺墓 図26 石棺墓・環状列石(ストーン・サークル) 図27 甕棺(土器棺)墓 表1 青森県
旧石器
出土遺跡一覧,大竪穴住居跡床面における遺物出土状態 図5 大森勝山遺跡大竪穴住居跡実測図 図6 大森勝山遺跡出土遺物(
旧石器
資料編1(考古編)
([口絵])
考古 大森勝山遺跡出土
旧石器
十腰内遺跡出土壺形土器(縄文後期) 十腰内遺跡出土鉢形土器
資料編1(考古編)
((2)石器)
石槍は、後期
旧石器
時代に出現し、突く・刺すなどの機能を有し、ときには長い柄の先端に着装して投槍に使われた
資料編1(考古編)
(〈注一覧…第2章〉)
1993年(平成5)5月13日(木)の1面・3面・23面記事参照 *3 藤村新一ほか 「宮城県の
旧石器
時代遺跡地名表,」(
旧石器
時代の文化) 1981年9月 *4 加藤稔・石器文化談話会 「東北地方の道具の移り変わりと,環境の変化」(
旧石器
時代の文化) 1981年9月 *5 芹澤長介 『層位的出土例と相対的編年』(古代史発掘
通史編1(自然・原始)
(発掘調査の成果)
(かにた)町大平山元(おおだいらやまもと)Ⅰ~Ⅲ遺跡調査によって、縄文時代草創期の無文土器をはじめ、
旧石器
時代後期,上北郡甲地(かっち)村(現東北町)長者久保(ちょうじゃくぼ)遺跡出土の石器類(111)とともに、本県にも
旧石器
通史編1(自然・原始)
(太平洋戦争終結後)
すぎはらそうすけ)(一九一三~一九八三)が中心となって実施した金木(かなぎ)町藤枝(ふじえだ)溜池岸辺の砂礫層で、
旧石器
資料編1(考古編)
([付図])
大森勝山遺跡 弘前市大字大森字勝山495-507 岩木山北東麓舌状台地上 集落跡 縄文(前・後・晩期)
旧石器
,(五所式),石鏃,土偶 70 02088 石川長者森遺跡 弘前市大字石川字長者森 台地斜面 集落跡
旧石器
通史編1(自然・原始)
(第一節 注および引用・参考文献)
』(青森県立郷土館調査報告一一・考古) 一九八一年三月 (110)村越潔 「大森勝山遺跡」『日本の
旧石器
文化
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