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弘前市立弘前図書館/おくゆかしき津軽の古典籍
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通史編2(近世1)
(伏見築城と奥羽大名)
実季は、文禄三年に敦賀(つるが)城主大谷吉継(おおたによしつぐ)の家臣と考えられる高橋次郎兵衛に「
橋板
,」八二〇間を渡し、十一月五日付で秀吉からこの「
橋板
」運上に対する礼状の朱印状を受け取っている。,この「
橋板
」は、宇治川を挟んで伏見指月城の対岸にある向島に渡るための橋の用材であった。
通史編2(近世1)
(伏見木幡山城の築城)
杉板は、文禄四年当初は「御
橋板
」というように、伏見指月城の対岸にある向島に架かる橋の用材に使用するための
通史編2(近世1)
(太閤蔵入地の設定)
また、慶長元年(一五九六)三月、秀吉は仁賀保(にかほ)兵庫ら由利五人衆に、秋田実季より「伏見向嶋
橋板
」
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