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弘前市立弘前図書館/おくゆかしき津軽の古典籍
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通史編1(古代・中世)
(原エミシ文化の形成)
石狩低地帯を中心とする地域における続縄文・土師器混交文化の担い手たちは、擦文文化の母体を形成し、横走
沈線文
,(おうそうちんせんもん)や鋸歯状
沈線文
・格子目状
沈線文
の描かれた甕に象徴される擦文土器を生み出したのである
通史編1(古代・中世)
(弥生文化と続縄文文化)
両者の交流関係が安定化してきたことがうかがわれ、江別式の時期との画期を認めて「北大Ⅰ式」とし、縄文と
沈線文
,がはっきりしなかったが、恵庭市カリンバ3遺跡ではカマドをもつ隅丸(すみまる)方形の竪穴住居跡に伴って、鋸歯状
沈線文
,同市湯浅屋(ゆあさや)新田遺跡などのほか、岩手県および宮城県の北上川流域、岩手県の馬淵川流域でも鋸歯状
沈線文
,・格子目状
沈線文
の施された甕や坏が出土することが明らかになってきた。
通史編1(古代・中世)
(擦文文化の特徴)
巨視的にみると、北海道地方では初期には石狩低地帯を中心に横走
沈線文
を主要モチーフとする深鉢と坏が、盛期,本県の擦文土器深鉢に施された文様をみると、横走平行
沈線文
以外では鋸歯状文が主要なモチーフとなっており、
通史編1(古代・中世)
(本州の擦文文化の実態)
写真58 馬の線刻画の描かれた土師器(浪岡町野尻(4)遺跡出土) また、口縁部や頸部に横走平行
沈線文
,なお、終末期に位置付けられる横走
沈線文
土器の分布は、津軽地方から北海道西南部にほぼ限定されており、この
資料編1(考古編)
(6.独狐遺跡)
独孤遺跡出土陶磁器(2)(表裏) 1~4美濃瀬戸灰釉 5・6美濃瀬戸鉄釉 縄文時代早期の貝殻
沈線文
系
資料編1(考古編)
((4)土製品)
、三角形の柱を10cm未満の長さに切り取ったような三角柱状土製品(鰺ヶ沢町建石町大曲遺跡出土、楕円形
沈線文
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