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弘前市立弘前図書館/おくゆかしき津軽の古典籍
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資料編1(考古編)
(〈注一覧…第4章〉)
6) 奈良仁 「中世の下北地方と蛎崎氏」(考古風土記創刊号) 1976年 7) 奈良岡洋一 「史跡
浪岡城跡
,黒石市高館遺跡発掘調査報告書』(青森県埋蔵文化財調査報告書第40集) 1978年 13) 浪岡町教育委員会 『昭和52年度
浪岡城跡
発掘調査報告書
浪岡城跡
,
浪岡城跡
Ⅲ』 1981年 25) 八戸市教育委員会 『史跡根城跡発掘調査報告書Ⅲ(昭和55年)』(,
浪岡城跡
Ⅴ』 1983年 36) 中村和彦 「青森市油川城跡から出土した中世資料」(考古風土記第9,号) 1984年 37) 浪岡町教育委員会 『昭和57年度
浪岡城跡
発掘調査報告書
浪岡城跡
Ⅵ』 1984
資料編1(考古編)
(5.16世紀の様相)
16世紀の代表的な遺跡としては、浪岡町
浪岡城跡
、八戸市根城跡、北海道上ノ国町勝山館があり、ほぼこの三遺跡,
浪岡城跡
はその継続年代が長いものの、16世紀の資料が青森県内で最も多く出土している。,図11
浪岡城跡
出土陶磁器実測図(1) 青磁・白磁 図12
浪岡城跡
出土陶磁器実測図(2)
資料編1(考古編)
(第7節 出土遺物と生活)
浪岡町
浪岡城跡
北館出土人骨は土壙埋葬であり、女性骨で瓦質土器の出土から16世紀頃と推定される。,陶磁器の底に文字・記号を書いた例と、漆器の底や側面に文字の書かれた例は、
浪岡城跡
に多いものの「大」「二,図23 陶磁器に書かれた文字(
浪岡城跡
出土資料) 木製品に墨書で書かれた例は、
浪岡城跡
において
通史編1(古代・中世)
(一六世紀の湊)
油川城跡では、
浪岡城跡
で出土したもの(写真171)と同類の棹秤(さおばかり)の錘(おもり)など、城館ながら,そして、これまでの発掘調査によって出土している遺物からみて、
浪岡城跡
は一六世紀を代表する遺跡といえ、ここからは,写真171
浪岡城跡
出土棹秤の錘 ただし、北日本全域では北海道上ノ国(かみのくに)町の勝山(かつやま
資料編1(考古編)
(4.15世紀の様相)
図13
浪岡城跡
出土瓦質土器 主要な遺跡としては、市浦村十三湊遺跡・伝山王坊跡・檀林寺跡・二ツ,小泊村弁天島遺跡、今別町大開城跡、中里町中里城跡、青森市尻八館遺跡・油川城跡、蓬田村蓬田大館遺跡、浪岡町
浪岡城跡
通史編1(古代・中世)
(かわらけと陶磁器)
たとえば、
浪岡城跡
内館(うちだて)と中崎館遺跡の出土遺物を比較すると、前者は四耳壺(しじこ)の主体が白磁,つまり、
浪岡城跡
内館の陶磁器の組み合わせとかわらけの法量は、平泉遺跡群における一二世紀後半の遺物群に類似,し、中崎館遺跡の場合は少なくとも
浪岡城跡
内館以後の遺物群と考えられ、一三世紀前半を主体とした遺物群の可能性
通史編1(古代・中世)
([口絵])
21 田向冷水遺跡(八戸市) 22 山元(1)遺跡(浪岡町) 23
浪岡城跡
通史編1(古代・中世)
(非かわらけ地域)
これに対し、
浪岡城跡
(写真172)は内館という城主が居住した空間と推定される場所であるにもかかわらず、,写真172
浪岡城跡
航空写真 かわらけは素焼きの器であり、使用に当たっては儀礼的、つまり宴会などにおける
通史編1(古代・中世)
(四耳壺の出土)
津軽地域へ搬入された四耳壺をみると、白磁四耳壺は
浪岡城跡
内館、瀬戸四耳壺は市浦村・伝山王坊遺跡、珠洲四耳壺,このうち、一定量のかわらけとともに出土するのは
浪岡城跡
内館と中崎館遺跡だけであり、酒宴の器と見なすことができる
資料編1(考古編)
(2.13世紀の様相)
破片としては
浪岡城跡
や根城跡、境関館跡、大光寺城跡から瀬戸瓶子や青磁鎬蓮弁文碗・梅瓶、白磁口禿碗・皿などが
資料編1(考古編)
((2)文字資料と文字文化)
18 「〓」 山本遺跡 〃 徳才子字山本 〃 (3H) 〃 10世紀前半 19 「〓」
浪岡城跡
,須恵器坏 10世紀前半 13 〓 大沼遺跡 南津軽郡浪岡町川倉字大沼袋 〃 土師器坏 〃 14 〓
浪岡城跡
,徳才子字山本 〃 〃 〃 16 井 〃 〃 〃 〃 須恵器長頸壺 〃 17 〓
浪岡城跡
,須恵器壺 〃 24 〓 杢沢遺跡 西津軽郡鰺ヶ沢町湯舟字若山 製鉄遺跡 須恵器甕 〃 25 春
浪岡城跡
通史編1(古代・中世)
(陶磁器と地域社会)
浪岡城跡
や中里城跡で出土した破砕陶磁器は、一定の場所に粉々に砕いた陶磁器片を撒くような状態で廃棄しているのである
資料編1(考古編)
(資料編1「考古編」掲載図・表・写真一覧)
尻八館出土陶磁器実測図(2) 図10 尻八館出土陶磁器類・鉄製品・銅製品・石製品実測図 図11
浪岡城跡
出土陶磁器実測図,(1)青磁・白磁 図12
浪岡城跡
出土陶磁器実測図(2) 図13
浪岡城跡
出土瓦質土器 図14 ,図16 陶磁器の構成比率 図17 舶載陶磁器の出土比率 図18 国産陶磁器の出土比率 図19
浪岡城跡
内館,SP12と出土遺物 図20
浪岡城跡
内館SP12と出土遺物 図21 青森県内埋納銭出土遺跡分布図,図22
浪岡城跡
出土埋納銭 図23 陶磁器に書かれた文字 図24 浪岡城出土墨書例 表1 青森県中世
資料編1(考古編)
(第3節 中世・近世の住居と集落)
ヶ沢町 15,16 掘立・竪穴 城館 25 源常平遺跡 浪岡町 13,16 掘立・竪穴 城館 26
浪岡城跡
資料編1(考古編)
(第6節 金属製品)
9,300m2 316 0.034 尻八館 780m2 70 0.089
浪岡城跡
,#160; 一乗谷朝倉氏遺跡58次*46 1,300m2 167 0.128 図19
浪岡城跡
内館,SP12と出土遺物 図20
浪岡城跡
内館SP12の出土遺物 このように、16世紀を主体,100.000 100.000 100.000 100.000 100.000 100.000 図22
浪岡城跡
出土埋納銭
資料編1(考古編)
(〈地域的な差〉)
図3 根城本丸から検出された竪穴建物跡と出土遺物
浪岡城跡
北館(図4参照)では、拙稿*38による
資料編1(考古編)
(第1節 中世・近世遺跡の概観)
沢遺跡 浪岡町 12,13 陶磁器 16 25 源常平遺跡 浪岡町 13,16 陶磁器 11 26
浪岡城跡
通史編1(自然・原始)
(駒木浮石流凝灰岩)
ところで、浪岡町を流れる浪岡川および正平津川流域にも五本松付近を扇頂部とする開析扇状地が分布し、面上には
浪岡城跡
通史編1(古代・中世)
(城館タイプの分類)
、まず広い領域を支配するために造られた、「領主居住型城館跡」ともいえる拠点的性格を持つ城館は、浪岡町
浪岡城跡
通史編1(古代・中世)
(埋納銭の出現)
写真85
浪岡城跡
出土の埋納銭 弘前市域の遺跡でも、中崎館遺跡では元豊通宝(げんぽうつうほう)
通史編1(自然・原始)
(第一節 注および引用・参考文献)
堀越城跡』 弘前市教育委員会ほか 一九七八年三月 (135)A 浪岡町教育委員会 『昭和五十二年度
浪岡城跡
発掘調査報告書,同委員会 年度ごとに継続刊行Ⅰ~Ⅹ) 一九七八年三月~一九八九年三月 B 浪岡町教育委員会 『史跡
浪岡城跡
環境整備報告書
通史編1(自然・原始)
(古懸浮石流凝灰岩)
浪岡城跡
がのる扇状地(標高45m)を構成する軽石流凝灰岩中の炭化物を測定。
通史編1(古代・中世)
(掲載図版・写真の典拠・所蔵一覧)
青森県埋蔵文化財調査センター 図51 作成 図52 青森県埋蔵文化財調査センター 図53 作成 図54 『史跡
浪岡城跡
環境整備基本構想
資料編1(考古編)
(〈注及び参考文献一覧…第3章〉)
前田野目砂田遺跡出土の箆書土器について」(北奥古代文化第7号) 1975年 *269 浪岡町教育委員会 『
浪岡城跡
,Ⅹ』(昭和61・62年度
浪岡城跡
発掘調査報告書) 1989年 *270 新谷武・村越潔ほか 『懸河遺跡発掘調査報告書
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