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弘前市立弘前図書館/おくゆかしき津軽の古典籍
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通史編1(自然・原始)
(従来の研究)
また大矢・海津(一九七八)は、十和田カルデラに起因する火砕流堆積物および完新世(2)の最大
海進
である縄文
海進
資料編1(考古編)
(〈用語の解説…第3節〉)
*6
海進
…海水準の上昇あるいは陸地の沈降によって、海岸線が陸側に入り込んでいくこと、あるいは陸地が海,*7 海退…
海進
に対応する用語で、海岸線が海側に後退し、陸側が拡大すること。,陸地の沈降あるいは海面の上昇による地層の形成に見られ、
海進
的被覆ともいう。,*18 後氷期
海進
…後氷期に入って気候が温暖化すると、ウルム氷期最盛期(約2万年前)の後、上昇傾向にあった,縄文
海進
ともいい、
海進
の最盛期は9,000~6,000年前と推定される。
通史編1(自然・原始)
(三 津軽平野南部の地形発達)
第四紀更新世の最終間氷期(約一二~一三万年前)は世界的に温暖な時期であって、津軽平野は顕著な
海進
,そして、約六〇〇〇年前の縄文
海進
期を迎える。,この
海進
期は現在よりも海面が少なくても二~三メートルは高かったといわれる温暖な時期である。,常盤面および境関面はこの
海進
時に河川の氾濫によって形成されたもので、浪岡町における古懸浮石流凝灰岩の直上,岩木川流域では縄文
海進
期に沖積段丘としての湯口面が形成された。
通史編1(自然・原始)
(地形の発達史)
約六〇〇〇年前の後氷期(11)最大
海進
(縄文
海進
)時には海面がさらに上昇し、現海水面よりは少なくとも二,そして、縄文
海進
以降の海退期には、潟湖が次第に埋積されていくが、現在の平野北部に位置する十三湖および田光沼
資料編1(考古編)
((3)縄文時代前期)
この時代は地球規模で暖かく、ヨーロッパではアトランティック
海進
期ないしヒプシサーマル(高温期)と呼ばれ,なお、縄文時代前期中葉の
海進
絶頂期以前は
海進
期に当たり、前時期の早期中葉からしだいにそれが現れ、逆に前期中葉以後,は海退期になって、小規模な
海進
海退を繰り返しながら、現在の海岸線へと近づいてくるのである。
資料編1(考古編)
(40.出来島段丘堆積物Ⅵ)(できしまだんきゅうたいせきぶつ))
縄文
海進
*49時の海岸堆積物と考えられ、山田野層を不整合に覆い、その境界面には穿孔貝*50によると思われる
通史編1(自然・原始)
(第三節 縄文時代)
ちゅうせき)平野の低い地域に侵入し始め、縄文早期を経て前期の半ばごろになると、海水の侵入はピークに達し(縄文
海進
資料編1(考古編)
(4.Q1(前期更新世、1.7~0.7Ma))
現在の海岸平野を形作っている堆積盆の大半はこの後の後氷期
海進
*18の開始から現在に至るまでの間、H(後期更新世
資料編1(考古編)
(1.N1(前期中新世中期-中期中新世前期、22~15Ma*5))
台島植物群の出現に示されるように気候の温暖化が認められ、また日本海側では火成活動が急速に拡大し、本格的な
海進
通史編1(自然・原始)
(山地と平野の成立)
鮮新世から更新世になるにしたがって、
海進
や海退を繰り返しながら、日本列島の大部分は次第に陸域の占める割合
通史編1(自然・原始)
(常盤面)
〇〇〇年の年代測定値が得られていることから(山口、二〇〇〇a)、これらの埋積物は約六〇〇〇年前の縄文
海進
通史編1(自然・原始)
(第三節 注記)
(12)
海進
…海岸線が陸側に前進してくること。
通史編1(自然・原始)
(花巻面)
花巻面は最終間氷期(約一二~一三万年前)の
海進
期(12)に形成された中位段丘と推定される。
資料編1(考古編)
(〈用語の解説…第2節〉)
*49 縄文
海進
…ウルム氷期後の気候最良期に起きた完新世最大の
海進
である。
通史編1(自然・原始)
(食料)
三内丸山の地に人々が居住しはじめた縄文前期中葉のころは、前述したごとく縄文
海進
の絶頂期であり、各地において
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