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弘前市立弘前図書館/おくゆかしき津軽の古典籍
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通史編1(自然・原始)
(海に流れ込んだ火砕流)
尾開山凝灰岩は、
湯ノ沢
カルデラから噴出した火砕流堆積物が堆積してできた地層である。,
湯ノ沢
カルデラは、碇ヶ関カルデラ(一六四頁参照)とほぼ同じ所にあったが、碇ヶ関カルデラよりは、古い時代,しかし、その当時、これほど大量の火砕流を放出した火山がどこに位置していたのかについては、
湯ノ沢
カルデラ
資料編1(考古編)
(28.尻高沢層Ⅲ)(しりたかざわそう))
模式地は、西目屋村
湯ノ沢
上流より尻高沢一帯。藍内川・藤倉川・大沢川・横倉川などの流域に広く分布する。
資料編1(考古編)
(〔鈴木(1972)による岩木火山形成史〕)
古岩木火山の中央部は、
湯ノ沢
断層に代表される環状断層群(半径約5.5kmの円弧状正断層)の形成に伴い、
通史編1(自然・原始)
(西麓)
松代面は図9に示したように、おおむね北麓を流れる徳明川から南麓の
湯ノ沢
にかけて分布し、面上には鯵ヶ沢町松代地区
通史編1(自然・原始)
(水系と等高線の配置)
後長根(うしろながね)沢(下流側で後長根川)・蔵助沢・毒蛇(どくじゃ)沢・平沢川・柴柄(しばから)沢・
湯ノ
,
沢
・湯段沢(ゆだんざわ)川・赤沢・白沢・徳明(とくめい)川・湯舟(ゆぶね)川などが流れていて、いずれも,東麓の赤倉沢から南麓を流れる毒蛇沢までの放射谷は岩木川に合流し、南麓の平沢川から
湯ノ沢
までは大秋(たいあき
通史編1(自然・原始)
(南麓)
百沢面は、おおむね岳東方を流れる
湯ノ沢
から毒蛇沢にかけて分布している。
通史編1(自然・原始)
(扇状地周縁の地形)
南麓に存在する
湯ノ沢
断層(活断層研究会、一九九一)の存在で、この地区の松代面は火山麓の傾斜面とは逆の、,火山体を南流してきた
湯ノ沢
が断層付近でほぼ直角に流路を変え東側へ流れていることも特徴的である(鈴木、一九七二
資料編1(考古編)
((1)貝塚に見る食生活)
○ ○ ○ ○ 早・前期
湯ノ
,
沢
貝塚 ○ ○ ○, ○ ○ ○ 早・前期
湯ノ
, ○ 早・前期
湯ノ
, 早・前期
湯ノ
通史編1(自然・原始)
(完新世の噴火)
から約七〇年間の休止期をはさんで、一七八二年以降に再び水蒸気爆発に関する噴火記録が多くなり、噴火場所が
湯ノ
,
沢
から鳥海山にかけて集中している。
通史編1(自然・原始)
(従来の見解)
湯ノ沢
断層に代表される、半径約六キロメートルの環状断層群の形成にともなって、山体側が相対的に沈下する。
通史編1(自然・原始)
(大規模な海底地滑りの痕跡)
がっていた海域の南の方に三つもあり、それぞれに碇ヶ関(いかりがせき)カルデラ、沖浦(おきうら)カルデラ、
湯ノ
,
沢
(ゆのさわ)カルデラと名前がつけられている(村岡・長谷、一九九〇、図49)。,おびらき)山のふもとの、お茶の水として知られる湧水付近でみられる白っぽい岩石や、りんご園の白い崖の地層は、
湯ノ
,
沢
カルデラを噴出源とする火砕流が堆積したもので、尾開山凝灰岩と呼ばれている。,平賀町尾崎の白岩(しろいわ)(写真53)と呼ばれる崖を作っているのも、
湯ノ沢
カルデラから流出した火砕流
資料編1(考古編)
((5)縄文時代後期)
センター蔵) 十腰内第Ⅰ式土器…弘前市・十腰内遺跡 十腰内第Ⅲ式鉢形土器… 岩木町・
湯ノ
,
沢
遺跡 十腰内第Ⅲ式土器…平内町・松野木遺跡 (青森県立郷土館蔵) 図10 縄文時代後期
通史編2(近世1)
(鉱山の開発)
尾太鉱山は、正確には、
湯ノ沢
川上流の両岸、尾太岳(一〇八三・四メートル)の中腹から山麓一帯にかけて分布
通史編1(自然・原始)
(岩木山麓緊急遺跡発掘調査開始~現代)
ノ沢(100)(五月)・平虚空蔵(六月)遺跡、弘前市教育委員会が主体となって行われた岩木山麓の岩木町
湯ノ
,
沢
(ゆのさわ)(101)(九月)・同町新岡(にいおか)の薬師(やくし)(九~十一月)遺跡(102)などである
通史編1(自然・原始)
(住居)
岩木町・
湯ノ沢
遺跡で検出された住居跡(後期) さらに加えると、直径一メートルを超えるようなクリ
資料編1(考古編)
((3)石製品)
石製品各種 石剣・石棒…木造町・亀ヶ岡遺跡(晩期) (木造町縄文館蔵) 独鈷石…岩木町・
湯ノ
,
沢
遺跡(後期) 岩偶…深浦町・寅平遺跡(前期) 岩偶…板柳町・土井1号遺跡(晩期)
通史編1(自然・原始)
(第一節 注および引用・参考文献)
三戸郡名川町大字平小字前ノ沢出土の合口かめ棺について」『奥南史苑』四 一九六〇年三月 (101)村越潔 「
湯ノ
,
沢
遺跡」『岩木山』 一九六六年三月 (102)村越潔 「薬師Ⅱ号遺跡」『岩木山』 一九六六年三月
資料編1(考古編)
(-文献リスト-)
Vol.10,P.174 ◇196 村岡洋文(1987) 八甲田広域火山地域のカルデラ群の研究その1.
湯ノ
,
沢
カルデラ.日本地質学会第94年大会講演要旨,P.438 ◇197 村岡洋文・高木慎一郎・玉生志郎・
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