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弘前市立弘前図書館/おくゆかしき津軽の古典籍
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通史編1(自然・原始)
(火砕流堆積物の存在)
火砕流堆積物
の存在 平野南縁での地形分類にあたっては、大矢・海津(一九七八)が
火砕流堆積物
との関連性,データ解析にあたっては、
火砕流堆積物
の有無を確認するとともに、隣接の浪岡地域での
火砕流堆積物
(山口、二,その結果、少なくとも二枚の
火砕流堆積物
が確認され、年代測定および重鉱物分析から、上位は十和田火山起源の /
火砕流堆積物
の存在
資料編1(考古編)
(52.八甲田第1期火砕流堆積物Ⅷ)(はっこうだだいいっきかさいりゅうたいせきぶつ))
52.八甲田第1期
火砕流堆積物
Ⅷ)(はっこうだだいいっきかさいりゅうたいせきぶつ) 村岡・長谷(1990,岩相は、陸成の弱溶結凝灰岩と、海成の水底
火砕流堆積物
とから成る。 / 52.八甲田第1期
火砕流堆積物
Ⅷ)(はっこうだだいいっきかさいりゅうたいせきぶつ)
資料編1(考古編)
(53.八甲田第2期火砕流堆積物Ⅷ)(はっこうだだいにきかさいりゅうたいせきぶつ))
53.八甲田第2期
火砕流堆積物
Ⅷ)(はっこうだだいにきかさいりゅうたいせきぶつ) 村岡・長谷(1990 / 53.八甲田第2期
火砕流堆積物
Ⅷ)(はっこうだだいにきかさいりゅうたいせきぶつ)
通史編1(自然・原始)
(花巻面)
図22は花巻面上の石名坂浄水場のボーリング資料であるが、丘陵を構成する
火砕流堆積物
である軽石質凝灰岩と,図22 八甲田第1期と第2期
火砕流堆積物
のボーリング資料 火砕流起源の軽石質凝灰岩(八甲田第二期
火砕流堆積物
,花巻面北側の柏木山などは八甲田第二期
火砕流堆積物
相当の軽石質凝灰岩で構成されている。,同第二期
火砕流堆積物
の二枚の軽石質凝灰岩が堆積している(写真34)。,中部に岡町層をはさみ、下部が八甲田第1期、上部が八甲田第2期
火砕流堆積物
である。
資料編1(考古編)
(67.六萬平層Ⅷ)(ろくまんたいそう))
八甲田第2期
火砕流堆積物
を挟む。,八甲田
火砕流堆積物
との層序関係から、約40~65万年前の堆積物とされる。貝化石を含む。,青荷凝灰岩(村岡・長谷:1990)及び小高ほか(1970)の大釈迦層上部や八甲田第1期
火砕流堆積物
を不整合
通史編1(自然・原始)
(火砕流とは)
火砕流とは 写真28は十和田市を流れる砂土路(さどろ)川流域での
火砕流堆積物
に包含された流木を示しているが,写真28
火砕流堆積物
に包含された流木 (十和田市の砂土路川流域,青森県史編さん室提供),写真29
火砕流堆積物
に包含された炭化材(五戸町浅水川流域) 火砕流(火山砕屑流(さいせつりゅう
通史編1(自然・原始)
(駒木浮石流凝灰岩)
駒木浮石流凝灰岩 大鰐町駒木の駒木沢で確認した
火砕流堆積物
は、軽石粒および亜角礫~亜円礫の本質的な岩片,図19に示したが、井戸沢や沖浦など浅瀬石川流域においても、
火砕流堆積物
が丘陵前縁にあって、基盤に張りつくように,平川および浅瀬石川流域にみられる
火砕流堆積物
を駒木浮石流凝灰岩と呼称し、大不動浮石流凝灰岩に対比される,図19 浅瀬石川流域での
火砕流堆積物
の確認地点(5万分の1津軽地域広域市町村圏図〈国土地理院承認番号 ,写真32 浅瀬石川ダム湖岸に分布する沖浦軽石質砂岩 浅瀬石川支流の中野川においても
火砕流堆積物
通史編1(自然・原始)
(黒石面)
全体として、
火砕流堆積物
の直上および直下には、径〇・一~〇・四センチメートル大の亜角礫~亜円礫を多量に,下半部の約四メートルは本質的な
火砕流堆積物
と思われる黄褐色軽石質凝灰岩(N値五〇以上)が堆積している。,
火砕流堆積物
直下には局部的に暗灰色有機質シルト(16)が堆積し、金田小学校では埋没樹と思われる腐食した,ところで、浪岡町本郷⑤においても黒石Ⅱ面を構成する本質的な
火砕流堆積物
を確認している。,その
火砕流堆積物
直上の泥炭層に含まれる埋没樹を年代測定した結果では約二万一〇〇〇年前の測定値が得られた
資料編1(考古編)
(25.黒石扇状地堆積物Ⅷ)(くろいしせんじょうちたいせきぶつ))
八甲田第1期及び第2期
火砕流堆積物
から成る平滑な火砕流*38台地上に厚く堆積する。,岩相は、塊状で淘汰不良の亜円礫層から成り、上記
火砕流堆積物
に由来する軽石は普遍的に混入する。
通史編1(自然・原始)
(海に流れ込んだ火砕流)
同じような年代値を示す
火砕流堆積物
には、尾開(おびらき)山凝灰岩(村岡・長谷、一九九〇)がある。,尾開山凝灰岩は、湯ノ沢カルデラから噴出した
火砕流堆積物
が堆積してできた地層である。,表12 津軽平野周辺に分布する
火砕流堆積物
と溶岩の年代 試料の採取位置 岩 相 年代値 地質年代 地層名,40' 軽石凝灰岩 3.3±0.3Ma 後期鮮新世初期 尾開山凝灰岩 八甲田第1期
火砕流堆積物
通史編1(自然・原始)
(平賀面)
平賀面は、おそらく黒石面が浸食された平川流域を、扇状地性の堆積物と
火砕流堆積物
で新たに埋積し、また舌状,ボーリング資料からみると、古懸浮石流凝灰岩および駒木浮石流凝灰岩の二枚の
火砕流堆積物
から構成されているのが,淘汰不良の暗灰色粗砂層(N値一六~四一)が堆積し、下半部はN値五〇以上の堅固な軽石質砂岩であって、本質的な
火砕流堆積物
,上下両層の
火砕流堆積物
の間には厚さ四~五メートルの未固結の砂礫層が堆積し、また駒木浮石流凝灰岩直下にも,なお、上位の黒石面と平賀面を構成する古懸浮石流凝灰岩および駒木浮石流凝灰岩の各
火砕流堆積物
底部の勾配をみると
資料編1(考古編)
(46.梨木沢凝灰岩部層Ⅷ)(なしきざわぎょうかいがんぶそう))
岩相は、主に水底
火砕流堆積物
に由来する。
通史編1(自然・原始)
(湯口面)
厚さ七~八メートル)の上位に軟弱な(N値二~三)灰色砂質シルトが約三メートルの厚さで堆積しているが、
火砕流堆積物
資料編1(考古編)
(48.虹貝凝灰岩Ⅷ)(にじかいぎょうかいがん))
び上田・井上(1961)の遠部層に相当するが、本層は碇ヶ関カルデラの形成に伴って噴出したと見なされる
火砕流堆積物
通史編1(自然・原始)
(三 津軽平野南部の地形発達)
には、山地および丘陵から供給された砂礫を主体とした膨大な扇状地性の堆積物と、十和田カルデラに起因する
火砕流堆積物
,そして、浅瀬石川および平川を流下してきた約三万年前の
火砕流堆積物
(駒木浮石流凝灰岩)の流下によって扇状地性,厚さ約二〇メートルに及ぶ本質的な
火砕流堆積物
とその再堆積物は一〇〇〇分の八~一五の勾配をもち、下流側に,土淵川流域では逆流した
火砕流堆積物
により台地が、また岩木川以北では砂沢溜池まで火砕流が流下して高杉面が
通史編1(自然・原始)
(従来の研究)
また大矢・海津(一九七八)は、十和田カルデラに起因する
火砕流堆積物
および完新世(2)の最大海進である縄文海進
資料編1(考古編)
(39.鶴ヶ坂層Ⅲ)(つるがさかそう))
藤井(1966、1981)、三村(1979)の鶴ヶ坂凝灰岩部層、村岡・長谷(1990)の八甲田第1期
火砕流堆積物
資料編1(考古編)
(38.田代平溶結凝灰岩Ⅳ)(たしろたいようけつぎょうかいがん))
秋田県小坂付近の長土路凝灰岩、小高ほか(1970)の長谷沢凝灰岩、村岡・長谷(1990)の八甲田第2期
火砕流堆積物
資料編1(考古編)
(1.青荷凝灰岩Ⅷ)(あおにぎょうかいがん))
本層は沖浦カルデラ*1の形成を担った
火砕流堆積物
で、地形的カルデラ内に分布する本層をカルデラ内青荷凝灰岩
通史編1(自然・原始)
(古懸浮石流凝灰岩)
大鰐町唐牛(かろうじ)・苦木(にがき)・蔵館(くらだて)・長峰(ながみね)など、平川の上流部には断片的ながら
火砕流堆積物
,
火砕流堆積物
の重鉱物(3)組成は磁鉄鉱に次いで紫蘇(しそ)輝石・普通輝石そして角閃石(かくせんせき)の,平川流域に分布する
火砕流堆積物
を古懸浮石流凝灰岩と呼称し、年代測定値や重鉱物組成などから八戸浮石流凝灰岩,
火砕流堆積物
直上にのる軽石質砂層中に含まれる木材化石(地表下1~2m下)。,苦木で確認した特徴として、流下した
火砕流堆積物
は丘陵寄りでは軽石粒が目立ち、一部は風化により粘土化しているが
通史編1(自然・原始)
(大規模な海底地滑りの痕跡)
碇ヶ関カルデラから流出した
火砕流堆積物
は虹貝(にじかい)凝灰岩、沖浦カルデラから流出した
火砕流堆積物
は,斜面を流れ下った火砕流の動きが停止して冷え、ガスが抜け始めると、
火砕流堆積物
の内部には脱ガスパイプと呼,虹貝層の
火砕流堆積物
の内部にも、この脱ガスパイプがいたるところでみられる。
資料編1(考古編)
([口絵])
から望む〕 浅瀬石川を挟んだ対岸の平賀丘陵地は、主にカルデラ外青荷凝灰岩、六萬平層、八甲田第2期
火砕流堆積物
,〔青森市岩渡の青森市ごみ埋立最終処分場〕 田代平カルデラに起因する2層の
火砕流堆積物
が見られる。
通史編1(自然・原始)
(地形の発達史)
および浅瀬石川などの河川から供給された多量の砂礫により扇状地が形成され、また十和田カルデラに起因する
火砕流堆積物
通史編1(自然・原始)
(海辺に堆積した火砕流)
写真54 唐竹付近にみられる,約150万年前の大釈迦層の
火砕流堆積物
に富む露頭。
通史編1(自然・原始)
(扇状地周縁の地形)
(とっこ)付近から鬼沢(おにざわ)を経て廻堰(まわりぜき)大溜池南縁までは丘陵および中位段丘の前縁に
火砕流堆積物
通史編1(自然・原始)
(市街地の地形区分)
周辺地域の露頭観察および地形判読、そして市内一五三地点六五〇本余のボーリング資料の解析を行ない、特に
火砕流堆積物
通史編1(自然・原始)
(第五節 引用参考文献)
第四五号、七-九頁 (12)鎌田耕太郎(二〇〇〇) 津軽平野東縁遠手沢に分布する鮮新統の放射年代と
火砕流堆積物
通史編1(自然・原始)
(第三期)
また平野寄りの火砕流台地では
火砕流堆積物
の上に載り、百沢面ではカレーパーミス直下および直上に土石流によって
資料編1(考古編)
(第1節 地質の概要)
なお、十和田火山及び八甲田火山起源の
火砕流堆積物
の一部が津軽平野へ流下し堆積しているのが確認されている
資料編1(考古編)
(新編 弘前市史 資料編1-1 考古編 目次)
50.西股山層 51.温湯層 52.八甲田第1期
火砕流堆積物
, 53.八甲田第2期
火砕流堆積物
54.東目屋層
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