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通史編1(自然・原始) （環状列石）

環状列石 この類の遺跡は、昭和二十六年(一九五一)から実施された秋田県鹿角市にある大湯遺跡の調査を契機,青森県で確認されている八遺跡のなかで、環状列石ないしはそれに準ずるものとして報告されている例は、昭和二十九年,弘前市・大森勝山遺跡で検出された環状列石 　これらの遺構は、いわば多数の石を円形に配した石の集合体 / 環状列石

資料編1(考古編) （(2)集石・配石遺構）

石棺墓のほかに、集石・配石などと言われる遺構もあり、その大規模なものとして、石を大きく円形に配石した環状列石,また環状列石は、握り拳大の小さなものから、大人が数人がかりでなければ運搬できないほどの大きな石を集石して,野中堂の環状列石は、外帯の径が41.5m×38.5m、内帯は13.0m×10.0m,小牧野における環状列石の時期は、後期の十腰内Ⅰ群(式)土器期と考えられている。,) 環状列石…弘前市・大森勝山遺跡(晩期) 環状列石…青森市・小牧野遺跡(後期)国史跡

通史編1(自然・原始) （縄文集落）

の各遺構が、配石遺構を中心に土壙・柱穴群と順に取り巻く形で弧状に配列され(43)、同じく鹿角市の大湯環状列石万座,(まんざ)遺跡においても、環状列石を中心として外側を柱穴群がめぐり、その外側をフラスコ状ピットなどの土坑

資料編1(考古編) （5.大森勝山遺跡）

第3次から第6次にかけては大竪穴住居跡と旧石器出土地区との間で発見された環状列石(第2章図26)に関する,縄文時代前期末の円筒下層d2式土器(図7－1)、大竪穴住居跡内は縄文時代晩期の大洞B式土器(図7－2)、環状列石付近及,大森勝山遺跡発見の環状列石 大森勝山遺跡の大堅穴住居跡床面における遺物出土状態図

通史編1(自然・原始) （大森勝山遺跡）

の埋蔵文化財緊急発掘調査の一環として、翌年には岩木山東麓の大森勝山遺跡が調査され、大型の竪穴住居跡・環状列石

通史編1(自然・原始) （まえがき）

なかでも大森勝山遺跡における大型竪穴住居跡・環状列石ならびに本県最初の旧石器の発見をはじめ、十腰内遺跡出土

資料編1(考古編) （3.縄文時代の集落）

三戸郡三戸町の泉山遺跡の例のように、土壙群を中心としてその外側に竪穴住居跡群が存在し、遺跡の西南側には環状列石,多数の人々による集団的な行為は、このほか環状列石の築造においても発揮されたであろう。

通史編1(自然・原始) （第三節　注および引用・参考文献）

小畑厳　「秋田県鹿角市高屋館跡」『日本考古学年報』四二　一九九一年 (44)秋元信夫　「秋田県大湯環状列石周辺遺跡,一九六七年　　B　村越潔　「北東北の葬制」『よねしろ考古』三　一九八七年 (78)齋藤忠編　『大湯町環状列石,の配石遺構について」『北奥古代文化』三　一九七一年 (80)A　村越潔　「青森県の配石遺構－とくに環状列石

資料編1(考古編) （(5)縄文時代後期）

また、石を用いた石棺墓、葬法と深い関連を持つと思われる環状列石(ストーン・サークル)や、墓壙・掘立柱建物跡

通史編1(自然・原始) （発掘調査の成果）

墓地に関する最後は、環状列石(かんじょうれっせき)(ストーン・サークル)である。,、昭和三十五年(一九六〇)八～十一月の調査の結果、楕円形を呈する長径四九メートル、短径三九メートルの環状列石,これらの列石は、昭和五十九年(一九八四)より行われている秋田県鹿角(かづの)市の国特別史跡大湯(おおゆ)環状列石周辺調査

資料編1(考古編) （資料編1「考古編」掲載図・表・写真一覧）

垂柳遺跡) 図24　縄文時代の住居(復元住居を含む) 図25　土壙墓・石棺墓図26　石棺墓・環状列石,(縄文晩期)出土遺物写真　尾上山遺跡遠景図4　黄金山遺跡出土土器写真　大森勝山遺跡発見の環状列石

通史編1(自然・原始) （太平洋戦争終結後）

慶応大学の清水潤三は、下北の東通(ひがしどおり)村尻屋札地(しりやふだち)遺跡において環状列石等を発見

通史編1(自然・原始) （第一節　注および引用・参考文献）

小牧野遺跡発掘調査概報』(青森市埋蔵文化財調査報告書二〇)　一九九三年三月 (178)秋田県鹿角市教育委員会　『大湯環状列石周辺遺跡発掘調査報告書

資料編1(考古編) （〈注一覧…第2章〉）

甕棺墓移転に伴う発掘調査)』(青森市教育委員会)　1983年3月 *225　鹿角市教育委員会　『大湯環状列石周辺遺跡発掘調査報告書