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弘前市立弘前図書館/おくゆかしき津軽の古典籍

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通史編2(近世1) (西廻海運による大坂廻米)

これら雇船は、藩の町人蔵元によって派遣されたものであった。,すなわち、大坂廻着の雇船は、多くが蔵元によって雇われ、廻米の販売が行われたのであった。,金主の数も年を追うごとに増加する傾向にあり、元禄中・後期には数十人に及び、その大部分を京都町人が占めていた,そして、これら金主の中には、蔵元や掛屋に任用され藩財政にかかわる者も現れた。,上方で金主と借金(銀)の交渉に当たったのは、藩の役人・国元町人・蔵元であった。
通史編2(近世1) (上方廻米)

上方廻米の販売は、蔵元(くらもと)(蔵屋敷で蔵物の出納・販売をつかさどる役人)によって行われた。,一般に、蔵元は初期には藩の役人がこれに当たり、寛永末ころから町人蔵元がそれに代わった。,当藩の場合、遅くとも寛文期には町人蔵元がそれを担っていた。,しかしながら、敦賀を廻着地とする上方廻米においては、国元から敦賀までの廻漕、敦賀の蔵宿、大津の蔵元と、,流通機構が分断されていたこともあり、蔵元にとっては、決済が上方の相場で行われ、手数料収入しか得られず、
通史編2(近世1) (宝暦―天明期の借財)

最大の借入先であった茨木屋は、元禄以来津軽弘前藩の蔵元(くらもと)を務めていた。,藩では茨木屋だけでは不足と感じたのか、延享二年(一七四五)から蔵元に追加している。,蔵元は大名から手数料である口銭(こうせん)を与えられるなど利益も多く、大商人は競って蔵元・掛屋になりたがり,、十八世紀中期の大坂には一〇〇人を越す蔵元が存在したという。,また、大名の中には借金を踏み倒したり、返済できないまま蔵元を罷免して、新規の町人を蔵元に任用する者もあり
通史編2(近世1) (御用金の賦課)

 天明の飢饉後のことであるが、天明六年(一七八六)には、藩からの廻米が入らなかったとして、江戸の蔵元津軽屋,この時は江戸藩邸も困窮し、藩士の扶持米の支給にも事欠くありさまで、藩としても蔵元の機嫌を損ねるわけにいかなかったのである,さらに天明の飢饉では少しでも余力のある町人・豪農に御用金の上納が命じられた。
通史編2(近世1) (銀遣いへの変更と商人の活用)

大坂廻米が始まって以来、蔵元(くらもと)との関係ができ、領内の金銀を上方(かみがた)に送って銭と替え、,この政策の実施は、御用達町人らに命じた調査結果と、彼らの要望を大きく取り込んだものであるが、金銭の供出,伴って、藩内の有力商人である足羽(あすわ)次郎三郎と竹内半左衛門を調方御用取扱に任命し、従来の御用達町人,そして同四年六月十日に足羽次郎三郎を惣御用達に任命し、同二十九日に御用達町人らを運送手伝に命じて、足羽
通史編2(近世1) (農政の転換)

農政の転換 津軽弘前藩では、元禄四年(一六九一)から江戸・上方蔵元(くらもと)の丁字屋(ちょうじや),し、「米・籾」を町人が農民に貸し付けるという政策を採用した。,貸し付けは、藩の指示によってではあっても、一応、町人と農民との間で行われ、返済は町人と藩との間で行われるのであるから,、この段階では、町人による農民の土地集積・地主化の可能性は少ないといえる。  ,元禄十七年(一七〇四)からは夫食の貸し付けは、全面的に町人に委ねられる体制がとられるようになった。
通史編2(近世1) (信政晩年の藩政)

が貸金業者の金に頼り、連帯責任を負った者も難儀していること、家臣の知行米前借りにおいて、その知行米を町人,その財源は、藩士に対して、知行米借上と手伝人足として一〇〇石に付き一ヵ年一二人の差し出し、農民・町人に,さらに、町方支配・流通機構についても、前年の御用金賦課で青森の町人の中に退転する者が出ていること、過重,さらに取り立てたもののうち、「御普請料米」の一部が大坂の蔵元への借銀返済に流用されるなど、出頭人グループ,で、百姓の耕作ができなくなる事態となったため、再び町人に夫食米貸し出しを命じたところ断られたため、耕作
通史編2(近世1) (正徳から天明にかけての大名課役)

費用捻出のため、藩では江戸・上方・国元において金策を実施したが、さらに江戸・大坂・京都三都の蔵元からは,の普請役には、以前の家臣が直接普請の現場に赴いたり、国元から領民を人夫として遣わしたりする普請から、町人請負
通史編2(近世1) (文化~文政期の藩財政)

しかし、これだけでは自ずから限界があり、江戸・上方の蔵元(くらもと)や幕府の公金からの借財が増加していった,御膳穀物代米 195   0.08  ⑰ 寺社供米 136   0.05  ⑱ 用達町人,商人松本平四郎への元利返済で二万九五〇八石(元金一万八〇〇〇両、利息九ヵ月分に相当)、ほかに同藩の江戸の蔵元津軽屋
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