明治二十七年(一八九四)、函館港から中国(当時は清朝)へ向けて行われたものだが、弘前では、青果商から身を興した皆川藤吉,ほとんどの輸出はきわめて不安定な事業であったが、皆川藤吉が上海に設立した貿易会社「皆川洋行」は、比較的安定的,青森港が特別輸出港に指定され、ウラジオストク輸出が可能となったことを受けて「津軽林檎輸出業組合」が設立、皆川藤吉

　明治時代の林檎園巡覧会 (下から2列目の右から2人目が外崎嘉七、4列目4人目が楠美冬次郎、右端が皆川藤吉

移出業者(屋号、営業場所)は、菊池三郎(菊池林檎店・弘前市蔵主町)、石井常吉(マル常果物店・同土手町)、皆川藤吉