昭和六年（一九三一）九月、葛西真鶴（かさいしんかく）他数人が、四月に県立弘前中学校書道教師に着任した石倉守拙,石倉守拙は丹羽海鶴（にわかいかく）に師事し、比田井天来（ひだいてんらい）の碑版法帖や臨書の古典尊重の主義,同月二十七日、玉成（ぎょくせい）高等小学校に高橋閑鶴、藤田雪溪、石倉守拙、葛西真鶴、高橋聴松、藤本武山,講師は弥富破摩雄（やとみはまお）、高橋閑鶴、宮川逸仙、石倉守拙だった。,写真313　石倉守拙と北門書道会報第1号

北門を継ぐ 昭和三十七年、石倉守拙が書道では最初の県文化賞を受けた。,石倉守拙、明石春浦に学んだ吉沢秀香（よしざわしゅうこう）は「厳しい刀匠一家の風気で長じた人」（春浦）の