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弘前市立弘前図書館/おくゆかしき津軽の古典籍
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資料編1(考古編)
(27.五所川原砂礫層Ⅶ)(ごしょがわらされきそう))
27.五所川原
砂礫層
Ⅶ)(ごしょがわらされきそう) 小貫(1963)の命名による。 / 27.五所川原
砂礫層
Ⅶ)(ごしょがわらされきそう)
通史編1(自然・原始)
(清野袋面)
最上部に厚さ一メートルの小礫混じりの砂質シルトが認められるが、全体として一〇メートル以上の厚さをもつ
砂礫層
,
砂礫層
は崩壊が著しく、礫径〇・五センチメートルを主体とする円磨度の高い円礫を多量に含んでいる。,この
砂礫層
は岩木川の氾濫によって供給された堆積物で、流域に沿って微高地を形成している。 ,下位層も
砂礫層
を除くと、シルトと砂の互層部分はN値が一〇未満と軟弱である。,シルトの一部が有機質であって、
砂礫層
およびシルト層底部には埋もれ木が認められる(図33)。
通史編1(自然・原始)
(広野面)
ボーリング資料によると、千年地区の弘南鉄道踏切付近(七五メートル)では基盤の砂岩上に
砂礫層
(厚さ約四メートル,また、大清水字上広野(五五~七〇メートル)でも
砂礫層
直上に砂質粘土あるいは
砂礫層
との互層が一~三メートル,安原第三児童公園では地表直下に碇ヶ関浮石層があって、下位に
砂礫層
と淘汰不良の砂層の互層が堆積している。,この
砂礫層
は大和沢川の氾濫によって帯状に堆積したものである。
通史編1(自然・原始)
(田舎館面)
シルトを主体とする軟弱な堆積物(N値三未満)があり、下位には〇・一~〇・三センチメートルの円礫を含む
砂礫層
,一方、平川流域の平賀町大坊(三九メートル)では、〇・一~〇・七センチメートルの円礫を多量に含む
砂礫層
が,厚く堆積し、
砂礫層
中には軽石粒混じりの粗砂層も認められる。,なお、
砂礫層
の下位には円礫混じりの軽石質砂層が約三・五メートルの厚さで堆積しているが、角閃石が含まれることから
通史編1(自然・原始)
(駒越面)
黒褐色の有機質粘土(厚さ約二メートル)が堆積し、下位には径二〇センチメートル大以下の円礫を多量に含む
砂礫層
,二七メートル)では最上部に約三メートルの砂質シルト~細粒砂(N値二~八)が、下位には一〇メートル以上の
砂礫層
,シルトと砂の互層(シルト部分がN値四未満で、砂質部分が一〇未満)が堆積し、下位には一〇メートル以上に及ぶ
砂礫層
,
砂礫層
は含水性が高く、未固結で崩壊が著しい。
通史編1(自然・原始)
(城西面)
む灰白色シルト層(N値二~三、厚さ約〇・五~二・〇メートル)が堆積するが、下位には暗青灰色~暗灰色の
砂礫層
,谷底平野を構成する
砂礫層
は粘土で充てんされ、最大径が人頭大、平均的には径〇・四センチメートル大以下の円礫
通史編1(自然・原始)
(桔梗野面)
上部から赤褐色ローム層(厚さ約二メートル)、凝灰質な暗灰色砂質粘土層(四~五メートル)、
砂礫層
(一〇メートル,
砂礫層
はチャート、粘板岩、安山岩、頁(けつ)岩などの亜円礫~円礫を多量に含み、淘汰不良の砂で充てんされている,砂質粘土層は火砕流起源の再堆積物と考えられ、部分的に成層したり
砂礫層
および赤褐色粘土層をはさんだりしている,上部は褐色ローム層,中部は灰白色軽石質砂,下部は
砂礫層
となっている。 ,ローム層の下位にはローム質な
砂礫層
(厚さ六~一〇メートル)と、基盤岩である砂岩(N値五〇以上、八メートル
通史編1(自然・原始)
(常盤面)
21(四一メートル)では、最上部に厚さ約九メートルの砂と有機質シルトの互層(N値九未満)があり、基底が
砂礫層
,
砂礫層
の下位には二枚の火砕流起源の軽石質粗砂層があって、中部にある腐植質シルト層(厚さ約一・七メートル,、N値八~一三)と
砂礫層
で二分される。,軽石質砂層の下位には厚さ八メートル以上の
砂礫層
(N値二九~五〇以上)が堆積し、上部には有機質粘土(厚さ
通史編1(自然・原始)
(花巻面)
石名坂浄水場のボーリング資料であるが、丘陵を構成する火砕流堆積物である軽石質凝灰岩と、これを不整合に覆う段丘
砂礫層
,
砂礫層
の上位には厚さ約四メートルの褐色の粘土質ロームが載るが、全体的に下位層の混入物(軽石粒)が認められ,ボーリング資料 火砕流起源の軽石質凝灰岩(八甲田第二期火砕流堆積物)の下位にも厚さ約五メートルの
砂礫層
,この
砂礫層
は側方変化が著しく、同地点での他のボーリング資料では基底に礫層をもつ軽石粒混じりの細粒砂層へと,なお、
砂礫層
の存在は、平賀丘陵周縁において、八甲田第二期火砕流堆積物を載せる高位段丘の可能性を示すもので
通史編1(自然・原始)
(南麓)
土石流によって供給された
砂礫層
が表層直下とローム層を基本とする岳層上部にも包含されている。,ローム中に3枚の
砂礫層
が認められる。
通史編1(自然・原始)
(黒石面)
の亜角礫~亜円礫(14)の混入が目立つ軽石質砂層(N値(15)二八~三一)で、底部には軽石粒混じりの
砂礫層
,直上および直下には、径〇・一~〇・四センチメートル大の亜角礫~亜円礫を多量に含む、崩壊の著しい未固結の
砂礫層
,淘汰不良の軽石質砂層(厚さ八~一〇メートルで、N値二〇~四〇)で、局部的に軽石粒の密集層および崩壊の著しい
砂礫層
,を挟み、底部には
砂礫層
(厚さ一~三メートルで、N値五〇以上)が認められる。,火砕流の流下後に多量の土砂が供給され、扇頂部に近い黒石Ⅰ面では厚さ一〇メートル以上の
砂礫層
がドーム状に
通史編1(自然・原始)
(松原面)
軽石質砂層の下位には厚さ二~三メートルの有機質シルト(N値五~一五)と
砂礫層
(厚さ五メートル以上)が堆積,泥炭層(厚さ〇・五~一メートル)と砂質シルト(二~三メートル)の互層が、朝陽小学校では砂質シルト層、
砂礫層
,五二メートル)でも碇ヶ関浮石層直下に五~八メートルの厚さをもつ軽石質砂層(N値二七~三八)が認められ、
砂礫層
通史編1(自然・原始)
(原ヶ平面)
軽石質砂層の上位には砂質粘土で充てんされた
砂礫層
(N値二三~二七、部分的に五〇以上)と軽石粒を合む粗粒砂層,軽石質砂層の下位には
砂礫層
があり、直下には厚さ二〇メートル以上に及ぶ細粒砂岩が堆積している。,なお、上位には
砂礫層
、黒灰色砂質シルト(N値一〇未満)などが堆積している。
通史編1(自然・原始)
(境関面)
神田四丁目(二三メートル)では、シルトと細粒砂層の互層(N値二~三、約四メートル)、
砂礫層
(約四メートル,なお、第一中学校⑭(二七メートル)および野田団地(二五メートル)では軽石質砂層の上に
砂礫層
が厚く堆積するが
通史編1(自然・原始)
(谷底平野)
の、黒石市境松に位置するバイオ技術センター(約二八メートル)では、地表下約五五メートルまで暗青灰色の
砂礫層
資料編1(考古編)
(36.高根段丘礫層Ⅶ)(たかねだんきゅうれきそう))
中里町高根の高根橋建設工事における基盤調査のボーリングによって海水準下10~15mに分布する
砂礫層
に対
通史編1(自然・原始)
(湯口面)
弘前市悪戸の青柳小学校(五〇メートル)のボーリング資料をみると、段丘
砂礫層
(厚さ七~八メートル)の上位
通史編1(自然・原始)
(城東面)
城東面 城東面はシルト層や
砂礫層
の堆積のほかに、古懸浮石流凝灰岩と駒木浮石流凝灰岩に相当する軽石質砂層,メートル)、暗灰褐色軽石質砂層(N値二四~三一、一~四メートル)、そして緑灰色シルト層(N値一〇未満)と
砂礫層
資料編1(考古編)
(30.十三湖層Ⅶ)(じゅうさんこそう))
津軽低地帯の古岩木川谷底を埋積して沖積平野を形成する「いわゆる沖積層*45」のうち、五所川原
砂礫層
よりも
通史編1(自然・原始)
(平賀面)
上下両層の火砕流堆積物の間には厚さ四~五メートルの未固結の
砂礫層
が堆積し、また駒木浮石流凝灰岩直下にも,
砂礫層
があり、埋れ木を含む暗褐色シルトが堆積している。,そして引座川などが網状に流れていたものであって、平川や浅瀬石川ではクロスラミナ(18)の発達した薄い
砂礫層
通史編1(自然・原始)
(三 津軽平野南部の地形発達)
大和沢川流域の原ヶ平面は松原面上を流れる水無川(古腰巻川)流域にあたり、駒木浮石流凝灰岩を覆うように氾濫性の
砂礫層
,大和沢川流域では、松原面を刻んだ谷底および松原面の一部を覆う形で、氾濫によって供給された
砂礫層
が堆積して,
砂礫層
の直上には碇ヶ関浮石層が降下堆積している。 そして、約六〇〇〇年前の縄文海進期を迎える。
通史編1(自然・原始)
(旧石器時代)
昭和二十八年(一九五三)第四紀研究のグループが金木(かなぎ)町の芦野(あしの)公園にある藤枝(ふじえだ)溜池の
砂礫層
通史編1(自然・原始)
(第二節 注および引用・参考文献)
エオリス様の石片に就いて」 『地質学雑誌』三六-四三一 一九二九年 (10)A 杉原荘介 「青森県金木
砂礫層
出土
資料編1(考古編)
(2.青森県の旧石器時代(図1))
には、明治大学の杉原荘介を中心とする第四紀研究のメンバーによって、北津軽郡金木町の藤枝溜池南岸にある
砂礫層
通史編1(自然・原始)
(高杉面)
灰白色凝灰質粗粒砂層(N値二一~三四、厚さ五~六メートル)、青灰色の砂質シルト層(N値五~一〇、二~三メートル)、
砂礫層
通史編1(自然・原始)
(第一期)
ラミナ(葉理)の発達が顕著であって、下位から泥炭を挟むシルト層ないし凝灰質粘土層、砂層、粘土層を挟む
砂礫層
資料編1(考古編)
(第4節 弘前地域内の地質系統の放射年代一覧表)
北郡鶴田町鶴寿橋付近の岩木川河床 海津 (1974) 下位沖積面堆積物で埋積した埋没樹根,最上部
砂礫層
相当
資料編1(考古編)
(第1節 地質の概要)
に入ってまもなく開始した広域的な東西圧縮応力による褶曲運動によって形成された堆積盆であって、五所川原
砂礫層
及
通史編1(自然・原始)
(太平洋戦争終結後)
すぎはらそうすけ)(一九一三~一九八三)が中心となって実施した金木(かなぎ)町藤枝(ふじえだ)溜池岸辺の
砂礫層
資料編1(考古編)
(新編 弘前市史 資料編1-1 考古編 目次)
25.黒石扇状地堆積物 26.黄金山層 27.五所川原
砂礫層
通史編1(自然・原始)
(第一節 注および引用・参考文献)
文化財保護委員会 『埋蔵文化財要覧』 吉川弘文館一 一九五七年十一月 (81)杉原荘介 「青森県金木
砂礫層
出土
資料編1(考古編)
(〈注一覧…第2章〉)
エオリス様の石片に就いて」(地質学雑誌36-431) 1929年8月 *7 杉原荘介 「青森県金木
砂礫層
出土
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