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弘前市立弘前図書館/おくゆかしき津軽の古典籍
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通史編3(近世2)
(高岡霊社の宝蔵・弘前城の金蔵へ侵入)
幕府の
磔
の方法は次のようになる。 ,
磔
柱は長さ約三・六メートルの栂(つが)の木で、下は約九〇センチメートルを土中に埋めて立てる。,図12.
磔
刑の様子 図13.
磔
刑場の配置 検使の合図で、竜吒(りゅうた)と呼ばれる三爪,津軽領で行われた
磔
もこのようなものであった。,塩詰めにされた庄太郎の死体に対する
磔
の方法は生体の
磔
と同じであるが、悲鳴をあげることも、鮮血がほとばしることもなかった
通史編2(近世1)
(刑の執行)
村端・町端では追放や鞭刑が主であるが、斬罪や獄門・
磔
などが見せしめとして行われた場合もある。,)、重罪の容疑で入牢中の清兵衛・武兵衛・十次郎・小左衛門が、牢破りを企てた首謀者であったことを理由に
磔
を,
磔
・獄門・火罪(火あぶりの刑)の執行後は、そのまま三日二夜にわたりさらしとなるが、乞食が二人ずつ昼夜を
通史編2(近世1)
(自分仕置)
によれば、逆罪は
磔
(はりつけ)、付火は火罪(火(ひ)あぶり)で最高刑に処せられた。 ,弘図郷)の規定によれば、逆罪は主殺し・親殺しとも鋸挽(のこびき)・
磔
・獄門(ごくもん)・斬罪(ざんざい
通史編2(近世1)
(刑罰の目的)
前者は獄門・火罪・
磔
などの刑罰そのもののほか、これらの重科に付加された引き廻しや、鋸挽(のこびき)・
磔
通史編2(近世1)
(刑罰体系)
①生命刑――鋸挽(のこびき)・
磔
(はりつけ)・獄門(ごくもん)・火罪(かざい)・斬罪(ざんざい)・死罪,これらの中で
磔
が最も重く、下手人が一番軽かった。,廻しのうえ、首だけ出して地面に埋め、三日間さらし、肩を傷つけ竹鋸に血を塗って希望者に挽かせ、その後に
磔
に,
磔
は受刑者を十字架に縛りつけて、槍で突き殺し、死体をそのまま三日間さらしておく凄惨な刑罰である。,取上の御仕置場や出身地の村端で獄門にかけたり、塩漬けの後に
磔
にする。
通史編2(近世1)
(安永律)
次に刑罰の種類は、死刑として(イ)鋸挽(のこびき)、(ロ)
磔
、(ハ)獄門、(ニ)斬罪、(ホ)下手人(げしにん
通史編2(近世1)
(裁判と判決)
)(現弘前市取上)では馬廻(うままわり)役の武士が当たり(寛政九年以後には徒目付が申し渡す)、火罪・
磔
(
通史編2(近世1)
(寛政律)
最初は総則的な規定が小項目で二一、条数では二七あり、①刑罰の種類は生命刑―鋸挽(のこびき)・
磔
・獄門・
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