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弘前市立弘前図書館/おくゆかしき津軽の古典籍
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通史編3(近世2)
(公娼と私娼)
公娼と
私娼
津軽弘前藩が公娼(こうしょう)(藩より公認された売春婦)の場として認めた地域は、まず陸奥湾側,現在、公娼・
私娼
(ししょう)(藩の許可なく営業する売春婦)に関する史料が残存せずまったく不明である。,次に
私娼
については、両浜の遊女が津軽領内の温泉場や弘前城下へ出てきて隠売女(かくればいた)となった場合 / 公娼と
私娼
通史編5(近・現代2)
(大火の遺産と廃娼運動)
公娼・
私娼
を問わず、遊郭や貸座敷が存在し、正当化されている以上、性病(当時は花柳病と呼ばれていた)の蔓延,しかしもっとも深刻だったのは、農村恐慌により身売り女性が激増し、彼女らが
私娼
となって魔窟の世界に身を落,
私娼
は満足な衛生対策が施されないだけでなく、人道的にも新たな問題を生み出していたからである。
通史編3(近世2)
(城下の隠売女)
城下の隠売女 弘前城下では遊女(公娼)も隠売女(
私娼
)も禁止であるが、彼女たちは隠売女として後を絶たず,しかし、延享三年(一七四六)になっても営業している店があり(同前延享三年七月三日条)、公娼(遊女)から
私娼
通史編4(近・現代1)
(料理店)
くは、いわゆる小料理店で、土手町・松森町・品川町あたりには白首(しらくび)・後家(ごけ)などと言われた
私娼
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