【弘前市立弘前図書館】詳細検索

通史編2(近世1) （耕作地の放棄と荒廃田）

耕作地の放棄と荒廃田 元禄八年(一六九五)八月から九月にかけて、津軽から一万人余の人々が秋田領に逃げ,飢饉により多くの人々が死亡し、開発のために他領からやってきていた人々が本国へ帰ることにより、当然荒廃田,飢饉後には、この荒廃田の復旧が課題となったことは当然というべきであろう。　 / 耕作地の放棄と荒廃田

通史編2(近世1) （農村の再開発）

飢饉後の津軽弘前藩における最大の課題は、荒廃田畑の復旧であった。,荒廃田畑の復興が本格的に着手されるのは元禄十年(一六九七)のことである。,荒廃田畑の再開発について、新田地方の事例から津軽藩の実態を検討してみることにしよう(『五所川原市史』通史編

通史編2(近世1) （天保期の人返し）

天保期の人返し飢饉で荒廃した農村を立ち直らせるためには、城下に流入した飢民を農村に帰らせ、荒廃田の

通史編2(近世1) （蝦夷地への人口流出）

長男はともかくとして、百姓の次、三男ともなれば、たとえ在所に帰り苦労して荒廃田の再開発に従事しても、再

通史編2(近世1) （農政の転換）

さて、再生産を保障する生産基盤の整備という点では、元禄八年(一六九五)以来の荒廃田畑は、「高無(たかなし