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弘前市立弘前図書館/おくゆかしき津軽の古典籍
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資料編1(考古編)
(-農業生産物-)
〔米〕 米の津軽地方でのこの時期の出土例は、中崎館(弘前市)・
荼毘館
(
だびだて
)(弘前市)・石上神社(,①
荼毘館
遺跡(11世紀代)の出土米はいずれも短粒に属し、日本稲と見られ、粒の大きさは小~極小粒が中心である,また、近接する
荼毘館
遺跡(11世紀代)や李平下安原遺跡(9世紀代)と比較すると、粒長・粒形・粒大において,、李平下安原遺跡とは明らかに異なり、
荼毘館
遺跡出土米と同系統の種類ではないかと見られる。,
荼毘館
遺跡出土米より大きくなっている。
通史編1(古代・中世)
(地方色を顕す古代の津軽地方)
古代的土器の衰退とともに不明瞭な点が多くなるが、一二世紀前半では高屋敷館遺跡の最も新しい時期の遺物や弘前市
荼毘館
,(
だびだて
)遺跡の出土遺物が知られている。
通史編1(古代・中世)
(本州の擦文文化の実態)
一〇世紀後半から一一世紀代を盛期とする早稲田遺跡の竪穴住居跡、焼土遺構、溝跡、一一世紀代を主体とする
荼毘館
,(
だびだて
)遺跡第一〇一号竪穴住居跡や境関館遺跡、あるいは後に触れる中崎館遺跡でもこの類の土器が出土している
通史編1(古代・中世)
(埋納銭の出現)
げんぽうつうほう)(北宋、一〇七八年初鋳)・景祐通宝(けいゆうつうほう)(北宋、一〇二四年初鋳)など五枚、
荼毘館
,(
だびだて
)遺跡では煕寧元宝(きねいげんぽう)(北宋、一〇六八年初鋳)など三枚、独狐(とっこ)遺跡では,遺構などからまとまって出土する場合は、宗教的な観点から意図的に埋めたと考えられる事例もあるが、中崎館・
荼毘館
通史編1(自然・原始)
(発掘調査の成果)
十五世紀末~十六世紀初めまで三期に分かれる=鎌倉~室町時代)(140)、弘前市中別所(なかべっしょ)の
荼毘館
,(
だびだて
)遺跡(一九八五・八六年発掘、十四~十五世紀=鎌倉時代)(141)、弘前市中崎(なかざき)の
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