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弘前市立弘前図書館/おくゆかしき津軽の古典籍

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通史編2(近世1) (宝暦―天明期の借財)

最大の借入先であった茨木屋は、元禄以来津軽弘前藩の蔵元(くらもと)を務めていた。,藩では茨木屋だけでは不足と感じたのか、延享二年(一七四五)から蔵元に追加している。,蔵元は大名から手数料である口銭(こうせん)を与えられるなど利益も多く、大商人は競って蔵元・掛屋になりたがり,、十八世紀中期の大坂には一〇〇人を越す蔵元が存在したという。,また、大名の中には借金を踏み倒したり、返済できないまま蔵元を罷免して、新規の町人を蔵元に任用する者もあり
通史編2(近世1) (江戸での借財の増加)

江戸での借財の増加 上方での蔵元(くらもと)を勤めていた茨木屋(いばらぎや)・鴻池(こうのいけ)に対,し、江戸での蔵元を主に勤めていたのは津軽屋であった。,貞享元年(一六八四)八月五日、当時の当主米屋三右衛門が津軽弘前藩最初の蔵元に任命され、以来、時期によって,ほか)、津軽屋だけは一貫して蔵元として江戸廻米を一手に引き受けて取りさばいていた。,蔵元としての在任期間はわずか七年に過ぎなかった。
通史編2(近世1) (上方廻米)

上方廻米の販売は、蔵元(くらもと)(蔵屋敷で蔵物の出納・販売をつかさどる役人)によって行われた。,一般に、蔵元は初期には藩の役人がこれに当たり、寛永末ころから町人蔵元がそれに代わった。,当藩の場合、遅くとも寛文期には町人蔵元がそれを担っていた。,しかしながら、敦賀を廻着地とする上方廻米においては、国元から敦賀までの廻漕、敦賀の蔵宿、大津の蔵元と、,流通機構が分断されていたこともあり、蔵元にとっては、決済が上方の相場で行われ、手数料収入しか得られず、
通史編2(近世1) (茨木屋の苦悩)

度重なる借金に茨木屋は悲鳴を上げ、再三蔵元を辞退したいと述べている。,「大坂で他に借り入れ先がない」と、藩に泣きつかれた茨木屋は再び蔵元を引き受け、「御郡内御扶助米」として,この結果、ついに茨木屋は蔵元を辞退した。  ,藩では藩主名で蔵元の再着任を要請したが、茨木屋は天明二年に自家の経済的困窮と藩の不誠実を理由に正式に断,っている(「(茨木屋安右衛門大坂蔵元再勤被仰付候ニ付御断口上書)」国史津)。
通史編2(近世1) (西廻海運による大坂廻米)

これら雇船は、藩の町人蔵元によって派遣されたものであった。,すなわち、大坂廻着の雇船は、多くが蔵元によって雇われ、廻米の販売が行われたのであった。,国元と大坂間の蔵米の廻漕を蔵元が担うことにより、藩が主導していた敦賀廻着の段階と異なり、隔地間の価格差,そして、これら金主の中には、蔵元や掛屋に任用され藩財政にかかわる者も現れた。,上方で金主と借金(銀)の交渉に当たったのは、藩の役人・国元町人・蔵元であった。
通史編2(近世1) (御用金の賦課)

 天明の飢饉後のことであるが、天明六年(一七八六)には、藩からの廻米が入らなかったとして、江戸の蔵元津軽屋,この時は江戸藩邸も困窮し、藩士の扶持米の支給にも事欠くありさまで、藩としても蔵元の機嫌を損ねるわけにいかなかったのである
通史編2(近世1) (幕末期の借財)

しようとしたため、銀主たちが不服を述べ、これ以上強行すれば今後の融資に差し支えるとして、仲介に立った江戸蔵元
通史編2(近世1) (銀遣いへの変更と商人の活用)

大坂廻米が始まって以来、蔵元(くらもと)との関係ができ、領内の金銀を上方(かみがた)に送って銭と替え、
通史編2(近世1) (文化~文政期の藩財政)

しかし、これだけでは自ずから限界があり、江戸・上方の蔵元(くらもと)や幕府の公金からの借財が増加していった,商人松本平四郎への元利返済で二万九五〇八石(元金一万八〇〇〇両、利息九ヵ月分に相当)、ほかに同藩の江戸の蔵元津軽屋
通史編2(近世1) (正徳から天明にかけての大名課役)

費用捻出のため、藩では江戸・上方・国元において金策を実施したが、さらに江戸・大坂・京都三都の蔵元からは
通史編2(近世1) (農政の転換)

農政の転換 津軽弘前藩では、元禄四年(一六九一)から江戸・上方蔵元(くらもと)の丁字屋(ちょうじや)
通史編2(近世1) (中世の北国海運)

また、酒田の舟持商人は、特に最上氏家臣などの蔵元的機能を持っており、上方商人に中継して蔵米の売却を行っていて
通史編2(近世1) (信政晩年の藩政)

さらに取り立てたもののうち、「御普請料米」の一部が大坂の蔵元への借銀返済に流用されるなど、出頭人グループ
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