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弘前市立弘前図書館/おくゆかしき津軽の古典籍
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通史編2(近世1)
(近世初期海運)
北国船絵馬 寛永七年(一六三〇)に、同姓の茂左衛門とともに重臣の乾と服部の両名に宛てた「敦賀
蔵屋敷
留守居就任誓詞書状,」(同前No.四九三)によれば、太郎左衛門は茂右衛門とともに敦賀にある弘前藩の御
蔵屋敷
の留守居を勤めていた,なぜならば、前述の重臣宛ての書状において、御
蔵屋敷
の修理などは、自分の費用で行うとし、同藩から扶持を下賜
通史編2(近世1)
(西廻海運と領内の整備)
敦賀の
蔵屋敷
には御蔵が付設され、後の機能から考えて、主に国元からの廻漕物資、上方で購入した物資の国元への
通史編2(近世1)
(家中屋敷の郭外移転)
万治二年(一六五九)の「津軽弘前古絵図」では、慶安の絵図と比べると二の丸にあった
蔵屋敷
二軒の箇所が空欄,二の丸に住居する家中は既におらず、空き屋敷が一つ、御用地の付箋のある屋敷地が一つ、そして
蔵屋敷
・馬屋・
通史編2(近世1)
(宝暦―天明期の借財)
蔵元とは
蔵屋敷
の管理に当たり、大名から廻米を中心とする「蔵物」の売却・出納をつかさどった商人のことで、
通史編2(近世1)
(青森町の成立と青森開港)
青森の西側には安方町があり、安方町の南側の善知鳥(うとう)沼には、「御
蔵屋敷
」が区画されていて、弁才(,また蜆貝町には「左京様御
蔵屋敷
」と記され、黒石津軽家の
蔵屋敷
が設置されていたことがわかる。
通史編2(近世1)
(上方廻米)
上方廻米の販売は、蔵元(くらもと)(
蔵屋敷
で蔵物の出納・販売をつかさどる役人)によって行われた。
資料編2(近世編1)
(編年史料 (天正十七年~明暦二年))
●寛永七年(一六三〇)七月四日、敦賀の津軽家
蔵屋敷
の留守居に、庄司太郎左衛門と同茂右衛門を任命する。
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