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弘前市立弘前図書館/おくゆかしき津軽の古典籍

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通史編3(近世2) (新政府からの借財と藩札の発行)

新政府からの借財と藩札の発行 後日に官軍軍費を償還するとした新政府だが、当時はまだ財政基盤が脆弱(ぜいじゃく,、本項では藩札の発行について考察することとしよう(財政打開策については本章第三節二参照)。  ,弘前藩が戊辰戦争後、藩札を発行し始めるのは明治二年(一八六九)八月からである。,ところが、従来の藩札はたびたびこの原則を無視して発行され、たちまち不換紙幣化するのが常であった。,図69.明治2年発行の藩札  新政府は贋金製造を取り締まることと、諸藩の藩札に対して厳重な監督を / 新政府からの借財と藩札の発行
通史編4(近・現代1) (貨幣制度の改革)

明治政府は、次に贋金対策と藩札の処理に取り組んだ。,弘前藩が発行した藩札の処分も進められた。,同年十二月には、旧知藩事津軽承昭が自らの家禄により藩札を消却することを申し出た。,こうして藩札の処理は次第に進んだが、現存する藩札をどう取り扱うのかも重要な問題であった。,これ以後一朱以下の藩札の流通が禁止された(同前No.一七二)。  
通史編3(近世2) (廃藩置県後の処理)

こうした経緯の後、明治五年十月に朝廷から藩札交換分として金一〇万円が下され、翌六年正月の藩札引換令(ひきかえれい,つまり、旧弘前藩の藩札処理は藩主津軽家の家禄を抵当としながらも、実際には新政府からの交付金に依拠して行
通史編4(近・現代1) (県政初期の混乱)

さらに県の経済を混乱させていたのは弘前藩札の流通だった。,政府は、明治四年七月十四日の相場によって旧藩札の引き換えを命じた。,藩札一両は官札二分に銭二三三文と半値近くだった。,藩札二分は一分と銭一六七文、両替料は一両につき銭一〇貫文とした。,弘前藩は箱館戦争の戦費に約五〇万両かかり、維新前後に藩札を大量に発行した。
通史編2(近世1) (預手形とは)

認められたため、宝暦期の標符(ひょうふ)、明治初年のいわゆる明治札と並んで津軽弘前藩が発行した一種の藩札,そのため、現金の代わりに預手形を一種の藩札として通用させることにしたとある。,による財政支出の増加を補う必要のあったことも、当面の理由として考えられる(長谷川成一『弘前藩における藩札
通史編2(近世1) (預手形の性格)

さらに、天保七年十二月の幕府の金銀銭札のほか米札など一連の札遣いを禁止する触書が出されており、藩札と称,しかし、藩の保証の元に正金銭と交換できる建前だったから、実質的な藩札であったとみてよい。
通史編2(近世1) (宝暦五年の米切手と標符(通帳))

にも一致しない)、調方や運送役といった宝暦改革の担い手の役所印が押されていたことなどに加え、一般的な藩札,一〇石かその倍数、またはそれに相当する俵数で示されることが一般的だったからである(雨森久衛『弘前藩の藩札
通史編3(近世2) (旧弘前藩の債務処理)

旧弘前藩の債務処理 さて、以上は藩札発行だけにかかわる債務問題であったが、弘前藩が廃藩までに抱え込んでいた
通史編2(近世1) (銀遣いへの変更と商人の活用)

いわゆる「標符(通帳)」の発行である(以下の記述は長谷川成一「弘前藩における藩札の史料収集と研究」日本銀行金融研究所委託研究報告
通史編3(近世2) (商社の収支実態)

のところ謎であるが、おそらくは④収入金で得られた一四万三五一三両に商人たちからの出資金を加え、あとは藩札
通史編4(近・現代1) (帰田法の帰結)

  内  抹畑并荒畑等多少授産ノ廉ヲ以テ分割ノ者百五十三名  各所見込ノ開墾申立分割ノ者百六名、御藩札拾五両
通史編3(近世2) (弘前の民衆)

また、士族成田吉太郎と伯父の宗吾は偽の藩札を一〇両造り、生活難に陥っていた国上寺(こくじょうじ)(現南津軽郡大鰐
通史編2(近世1) (「標符(通帳)」発行の前提と経過)

「標符(通帳)」発行の前提と経過 標符は大きくは藩札の範疇(はんちゅう)に入り、領内に流通させることで
通史編2(近世1) (「標符(通帳)」の形態と呼称)

「標符(通帳)」の形態と呼称 藩札の性格を持ち、通帳として使用された標符の形態はどのようなものだったのだろうか
資料編3(近世編2) (【解説】)

され、「宮崎札」の通称で天保八年十月に発行された預かり札は、正金銭に交えて領内での通用も図られた一種の藩札,なお、この宮崎札については、長谷川成一『弘前藩における藩札の史料収集と研究』(日本銀行金融研究所委託研究報告
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