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弘前市立弘前図書館/おくゆかしき津軽の古典籍
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通史編3(近世2)
(教科目)
経学に関していえば、教科書には当初は「孝経」(孔安国(こうあんこく)伝)、「
論語
」(太宰純古訓)、「詩経,四書中心ではなく、六経を基本にカリキュラムが構成されており、「
論語
」にしても朱子の新注でなく、太宰春台,の「
論語
古訓」が採られていることがその事を何よりも明確に物語っている(資料近世2No.二九七)。
通史編2(近世1)
(文教政策の展開)
城中で講席が開始されたのは寛文五年七月八日であり、中書院において
論語
の講談が行われた(「年代記」)。,翌日、小泉の「
論語
」講釈が、家老盛岡主膳元長邸で開始された(同前元禄八年三月十九日条)。
通史編3(近世2)
(稽古館の文化事業)
「孝経」大本一冊(寛政七年六月)、「白文尚書」大本二冊(寛政八年十一月)、「
論語
」(寛政九年)、「孟子
通史編3(近世2)
(学校造営)
建物全体は均整美のとれた左右(東西)対称を意識して造られており、西に十四歳以下の生徒が孝経・
論語
・詩書
通史編3(近世2)
(学風の変化)
これと前後して文化六年から林家塾頭佐藤捨蔵(一斎)が江戸の上屋敷で
論語
を講義し、藩邸に出入りするようになった
通史編3(近世2)
(信政の文治)
以後、「
論語
」・「大学」が講じられ、延宝六年(一六七八)からは兵書も松田五郎左衛門、小幡孫八、磯谷新八等
通史編4(近・現代1)
(菊池楯衛とりんご植栽)
これは
論語
の「歳寒然後知松柏之後凋」からとったものである(同前)。
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