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通史編3(近世2) （(一)治安機構と共同体規制）

武家町に変わり、城下の東側に新たに下級藩士を中心とする武家町ができるなど、町割りの変更と促進によって、近世都市弘前

通史編2(近世1) （騒動の意義）

の行動に正当性があり、藩としても融和的な政治的譲歩をせざるをえなかったというべきであろう(原田伴彦『近世都市騒擾史

通史編2(近世1) （慶安二年の「弘前古御絵図」）

の解説と復元―」『文化における「北」』一九八九年　弘前大学人文学部人文学科特定研究事務局、同「北奥羽近世都市,といった傾向をみることができる(長谷川前掲「北奥羽近世都市の諸問題―都市絵図を用いて―」)。

通史編2(近世1) （青森町の成立と青森開港）

していた有力な商人層を排除して太平洋海運の発展に対応可能な近世的商人を育成し、外浜で新たな開発の拠点となる近世都市,、外浜地帯の漁師たちと農業を生業としない「自他無縁(じたむえん)」の人々が町人として同町に集められ、近世都市,ここに津軽領で弘前城下に次ぐ規模をもつ「青森町」が、名実ともに近世都市としてその姿を明確にしたのであった